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J-GLOBAL ID：201902281427112347   整理番号：19A0542479

横方向熱電効果を有するNi/Mg₂Si複合材料の熱電特性に関する有限要素シミュレーション解析

Finite Element Simulation Analyses on Thermoelectric Properties of Ni/Mg₂Si Composites with Transverse Thermoelectric Effects

著者 (1件)： 伊藤孝至 (名古屋大学大学院工学研究科化学システム工学専攻)
資料名： 粉体および粉末冶金  (Journal of the Japan Society of Powder and Powder Metallurgy)
巻： 66  号： 2  ページ： 80-88(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： F0691A  ISSN： 0532-8799  CODEN： FOFUA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 横方向熱電(TE)効果に基づく現象は,異方性TE特性を有する材料を傾斜させることによって起こる。人工的に異方性TE材料を得るために,TE材料と特殊構造の金属を組み合わせることは有望な方法である。本レビューにおいて,2種類の特殊構造を有するNi/Mg₂Si複合材料に焦点を合わせた。これらの複合要素のTE特性に及ぼす構造条件(Niの体積分率と傾斜角)の影響を,有限要素シミュレーション(FES)を用いて定量的に解析し,最大TE性能をもたらす最適構造条件を予測した。さらに,最適構造条件を有する傾斜Ni/Mg₂Si複合要素によって構築された2種類のモジュールの発電性能を,FESを用いて推定した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *熱電材料 ,  電気特性 ,  *熱電効果 ,  横方向 ,  金属基複合材料 ,  ニッケル ,  ケイ化物 ,  マグネシウム化合物 ,  *計算機シミュレーション ,  有限要素法 ,  異方性 ,  傾斜角 ,  体積率
準シソーラス用語： *熱電特性 ,  ケイ化マグネシウム ,  有限要素シミュレーション ,  発電性能

著者キーワード (10件)： 有限要素シミュレーション ,  ケイ化マグネシウム ,  ニッケル ,  複合材料 ,  熱電特性 ,  有限要素シミュレーション ,  ケイ化マグネシウム ,  ニッケル ,  複合材料 ,  熱電特性

分類 (1件)： 熱電デバイス  (NC03090J)

引用文献 (25件)：

• 1) M. Akasaka, T. Iida, A. Matsumoto, K. Yamanaka, Y. Takanashi, T. Imai, N. Hamada: J. Appl. Phys., 104 (2008) 013703/1-8.
• 2) Y. Isoda, S. Tada, T. Nagai, H. Fujiu, Y. Shinohara: Mater. Trans., 51 (2010) 868-871.
• 3) H. Ihou-Moukoa, C. Mercier, J. Tobola, G. Pont, H. Scherrer: J. Alloy. Compd., 509 (2011) 6503-6508.
• 4) G. Jiang, L. Chen, J. He, H. Gao, Z. Du, X. Zhao, T. M. Tritt, T. Zhu: Intermetallics, 32 (2013) 312-317.
• 5) W. Liua, K. Yina, X. Sua, H. Lia, Y. Yana, X. Tanga: Intermetallics, 32 (2013) 352-361.

タイトルに関連する用語 (7件)： 横方向 ,  熱電効果 ,  Ni ,  複合材料 ,  熱電特性 ,  有限要素シミュレーション ,  解析