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J-GLOBAL ID:201902285290441597   整理番号:19A2196426

すざく広帯域全天モニタにより観測されたガンマ線バーストのスペクトル特性

Spectral properties of gamma-ray bursts observed by the Suzaku wide-band all-sky monitor
著者 (21件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 76.1-76.15  発行年: 2019年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,2005年8月から2010年12月までのSuzaku広帯域全天モニタ(WAM)によって観測された302個の局所γ線バースト(GRB)のスペクトル特性を体系的に研究した。100~5000keV範囲のエネルギースペクトルは全発光にわたって積分され,1sピークは,単一べき乗則,指数関数的カットオフ(CPL)を持つべき乗則,およびGRBバンド関数(GRB)の3つのモデルに適合した。バーストスペクトルの大部分は単一べき乗則に良く適合した。平均光子指数αは,長いおよび短いバーストに対して,それぞれ-2.11および-1.73であった。CPL及びGRBモデルに対して,全発光スペクトルに対する低エネルギー及び高エネルギー光子指数(α及びβ)は以前の測定と一致した。αとβの平均値は長期間のGRBに対して-0.90と-2.65であったが,平均αは-0.55であり,βは短期間のGRBに対して十分制約されていなかった。しかし,平均ピークエネルギーEpeakは,長時間および短時間のGRBに対してそれぞれ645および1286keVであり,以前のFermi/GBM測定(285keVおよび736keV)よりも高かった。1sピークスペクトルのαとEpeakはより大きく,すなわち,スペクトルは全フルエンススペクトルよりも硬かった。Fermi-GBM結果に基づくスペクトルシミュレーションは,Suzaku WAMによって測定されたより高いEpeakが,主に100keVを超える制限されたエネルギー範囲によって引き起こされた検出器選択バイアスに起因することを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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星雲  ,  恒星 

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