特許
J-GLOBAL ID:201903000473795950

多孔質膜を用いた醤油の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 青木 篤 ,  三橋 真二 ,  中村 和広 ,  齋藤 都子 ,  三間 俊介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-164585
公開番号(公開出願番号):特開2019-047781
出願日: 2018年09月03日
公開日(公表日): 2019年03月28日
要約:
【課題】多孔質膜を用いた火入れ醤油のろ過工程を含む醤油の製造方法において、ろ過前後の火入れ醤油の全窒素成分の変化が低く、澱成分の除去質が高く、多孔質膜の洗浄工程後の透水量回避性や洗浄液(薬液)耐性も高い方法の提供。【解決手段】澱成分を含有する醤油を火入れして、該澱成分の凝集体を形成する火入れ工程;及び3次元網目構造の樹脂から構成される多孔質膜に、該澱成分の凝集体を含有する火入れ醤油を通過させて、該澱成分の凝集体からろ液を分離するろ過工程;を含む醤油の製造方法であって、1μm2以下の面積を有する樹脂部の面積の合計が、該樹脂部の総面積に対して70%以上であり、かつ、該ろ過工程前の火入れ醤油の澱成分比率をX0、全窒素成分をN0、該ろ過工程後の火入れ醤油の澱成分比率をX1、全窒素成分をN1とするとき、X1/X0×100<5%、及びN1/N0×100≧97%の関係を満たすことを特徴とする方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
以下の工程: 澱成分を含有する醤油を火入れして、該澱成分の凝集体を形成する火入れ工程;及び 3次元網目構造の樹脂から構成される多孔質膜に、該澱成分の凝集体を含有する火入れ醤油を通過させて、該澱成分の凝集体からろ液を分離するろ過工程; を含む醤油の製造方法であって、 該多孔質膜の内側表面に直交する膜厚方向における膜断面のSEM画像における、該内側表面を含む視野、該膜の外側表面を含む視野、及びこれらの視野の間を等間隔で撮影した2視野の合計4視野の各領域において、1μm2以下の面積を有する樹脂部の面積の合計が、該樹脂部の総面積に対して70%以上であり、かつ、 該ろ過工程前の火入れ醤油の澱成分比率をX0、全窒素成分をN0、該ろ過工程後の火入れ醤油の澱成分比率をX1、全窒素成分をN1とするとき、X1/X0×100<5%、及びN1/N0×100≧97%の関係を満たす、 ことを特徴とする前記醤油の製造方法。
IPC (9件):
A23L 27/50 ,  B01D 69/08 ,  B01D 71/32 ,  B01D 71/34 ,  B01D 71/36 ,  B01D 71/26 ,  B01D 65/02 ,  B01D 65/06 ,  B01D 69/02
FI (9件):
A23L27/50 104C ,  B01D69/08 ,  B01D71/32 ,  B01D71/34 ,  B01D71/36 ,  B01D71/26 ,  B01D65/02 ,  B01D65/06 ,  B01D69/02
Fターム (38件):
4B039LB01 ,  4B039LC10 ,  4B039LR13 ,  4D006GA02 ,  4D006HA12 ,  4D006HA18 ,  4D006HA19 ,  4D006KC02 ,  4D006KC03 ,  4D006KC14 ,  4D006KC15 ,  4D006KC16 ,  4D006KD17 ,  4D006KD24 ,  4D006KE11R ,  4D006KE16R ,  4D006MA01 ,  4D006MA21 ,  4D006MA23 ,  4D006MA28 ,  4D006MA31 ,  4D006MB11 ,  4D006MB16 ,  4D006MC22X ,  4D006MC23 ,  4D006MC25 ,  4D006MC28 ,  4D006MC29X ,  4D006MC30X ,  4D006MC33 ,  4D006NA05 ,  4D006NA10 ,  4D006NA18 ,  4D006NA55 ,  4D006NA75 ,  4D006PA01 ,  4D006PB20 ,  4D006PC11
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (15件)
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