特許
J-GLOBAL ID:201903002962903466

加速器の制御方法、加速器の制御装置、及び粒子線治療システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 永井 浩之 ,  中村 行孝 ,  朝倉 悟 ,  関根 毅 ,  山ノ井 傑 ,  新畠 弘之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-072184
公開番号(公開出願番号):特開2019-186214
出願日: 2019年04月04日
公開日(公表日): 2019年10月24日
要約:
【課題】加速サイクルをより短くすることが可能な加速器の制御方法、加速器の制御装置、及び粒子線治療システムを提供する。【解決手段】本実施形態による加速器の制御方法は、電流値の指令信号に基づき、荷電粒子の加速エネルギに応じて主加速器内を周回させる磁場を発生させる電流を複数の偏向電磁石に供給する加速器の制御方法であって、ビーム輸送系への荷電粒子の出射を伴う加速サイクルの場合には、偏向電磁石の電流値を一定にさせるフラット領域を設け、ビーム輸送系への荷電粒子の出射を伴わない加速サイクルの場合には、電流値の指令信号に、フラット領域を設けず、電流値のフラット領域への移行時、またはフラット領域からの移行時に電流値の時間変化を平滑化させ、平滑化に要する時間を、荷電粒子の所定の取り出しエネルギ、または、所定の取り出しエネルギへの変更前後のエネルギの差に基づいて決定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
荷電粒子の加速エネルギに応じて主加速器内を周回させる磁場を発生させる複数の偏向電磁石と、電流値の指令信号に基づき、前記磁場を発生させる電流を前記複数の偏向電磁石に供給する電源とを有する加速器の制御方法であって、 ビーム輸送系への前記荷電粒子の出射を伴う加速サイクルの場合には、前記電流値の指令信号に、前記荷電粒子の所定の取り出しエネルギに対応させて前記偏向電磁石の電流値を一定にさせるフラット領域を設け、 前記ビーム輸送系への前記荷電粒子の出射を伴わない加速サイクルの場合には、前記電流値の指令信号に、前記フラット領域を設けず、 前記偏向電磁石の電流値の前記フラット領域への移行時、または前記フラット領域からの移行時に電流値の時間変化を平滑化させ、 前記平滑化に要する時間を、前記荷電粒子の所定の取り出しエネルギ、または、所定の取り出しエネルギへの変更前後のエネルギの差に基づいて決定する、加速器の制御方法。
IPC (3件):
H05H 13/04 ,  G21K 5/04 ,  A61N 5/10
FI (4件):
H05H13/04 N ,  G21K5/04 A ,  G21K5/04 D ,  A61N5/10 H
Fターム (13件):
2G085AA13 ,  2G085BA07 ,  2G085BA13 ,  2G085BA14 ,  2G085BA15 ,  2G085CA02 ,  2G085CA20 ,  2G085CA21 ,  2G085CA24 ,  2G085EA07 ,  4C082AA01 ,  4C082AC04 ,  4C082AE01
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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