特許
J-GLOBAL ID:201903004267853841

無線給電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 サトー国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-189117
公開番号(公開出願番号):特開2018-207783
出願日: 2018年10月04日
公開日(公表日): 2018年12月27日
要約:
【課題】1つの送電ユニットに対して複数の受電ユニットがあるときでも、電力の供給時における伝達効率の低下を招かない無線給電装置を提供する。【解決手段】受電ユニット12の位相制御部60は、送電ユニット11の高周波生成部32で生成する駆動信号に対し、信号生成部42で生成する受電側駆動信号の位相差Δφを意図的に変化させる。これにより、位相制御部60は、送電ユニット11と受電ユニット12との間の磁界共鳴を断続する。そして、位相制御部60は、自身以外の他受電ユニットと送電ユニット11との間で磁界共鳴による電力の供給が行なわれていれば、受電側駆動信号の位相を送電ユニット11と共鳴が生じない位相差Δφとする。一方、位相制御部60は、他受電ユニットと送電ユニット11との間で磁界共鳴による電力の供給が行なわれていないとき、受電側駆動信号を送電ユニット11と共鳴が生じる位相差Δφとする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電源に接続し設備に固定されている送電ユニットと、 負荷に接続し前記送電ユニットに対して相対的に移動可能な2つ以上の受電ユニットと、を備え、前記送電ユニットから前記受電ユニットへ位相のずれで効率が変動する共鳴によって非接触で電力を供給する無線給電装置であって、 前記送電ユニットに設けられ、高周波を発信するための駆動信号を生成する高周波生成手段と、 前記送電ユニットに設けられ、送電コイルを有し、前記高周波生成手段で生成した高周波を前記送電コイルから発振する送電側共振型アンプ回路と、 前記受電ユニットにそれぞれ設けられ、前記送電コイルに対向する受電コイルを有し、前記送電コイルから発振された高周波を前記受電コイルで受け取って共振する受電側共振型アンプ回路と、 前記受電ユニットにそれぞれ設けられ、前記受電側共振型アンプ回路において整流を行なうスイッチング素子に、前記高周波生成手段で生成した前記駆動信号に対して位相を合わせた受電側駆動信号を供給する信号生成手段と、 前記受電ユニットにそれぞれ設けられ、前記信号生成手段で生成する前記受電側駆動信号の位相を制御することにより2つ以上の前記受電ユニットのうち自身以外の他受電ユニットが前記送電ユニットとの間で非接触の電力の供給を行なっていないとき自身と前記送電ユニットとの間の電力の供給を行ない、前記他受電ユニットが前記送電ユニットとの間で非接触の電力の供給を行なっているとき自身と前記送電ユニットとの間の供給を停止する制御を行なう制御手段と、を備え、 前記制御手段は、前記送電ユニットから非接触で電力を受け取る2つ以上の前記受電ユニットについて電力を供給する順に優先順位を設定する無線給電装置。
IPC (1件):
H02J 50/12
FI (1件):
H02J50/12
引用特許:
出願人引用 (9件)
全件表示
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る