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J-GLOBAL ID:201903008447424979

生体情報取得装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): アイアット国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-028142
公開番号(公開出願番号):特開2019-141300
出願日: 2018年02月20日
公開日(公表日): 2019年08月29日
要約:
【課題】多軸圧力センサーで脈波波形を取得する際に、脈波波形取得用のセンサーとは別に体動ノイズ取得用センサーも併用してキャンセルする手法があるが、完全にキャンセルするには至っておらず精度を向上させる余地があった。【解決手段】多軸圧力センサーで脈波波形を取得する際に脈波波形取得用のセンサーと体動ノイズ取得用センサーとの対を構成してキャンセルするが、キャンセル精度を上げるため、例えば左右の手首のような略同じ環境となる別の場所に別のセンサー対を装着し、そこで得られた脈波波形に基づいて補正係数を算出し適用する。【選択図】図7
請求項(抜粋):
被測定者の生体情報を圧力センサーで測定する生体情報取得装置であって、 所定の角度で交わる2以上の軸方向の圧力を検出する複数の多軸圧力センサーと、 前記多軸圧力センサーの各軸の成分の信号を検出する信号検出手段と、 前記信号検出手段が検出した前記多軸圧力センサーの各軸の信号を演算する演算装置と、 を備え、 前記複数の多軸圧力センサーは前記被測定者に取り付けられ、 前記複数の多軸圧力センサーのうちの2つは、生体情報取得を行う点近傍に取り付ける多軸圧力センサーAと、該多軸圧力センサーAから所定の距離だけ離れた位置に取り付ける多軸圧力センサーBと、で多軸圧力センサー対を構成し、 前記被測定者の生体情報は圧力として前記多軸圧力センサー対に入力され、 前記演算装置は、前記多軸圧力センサー対の多軸圧力センサーAおよびBが検出した各軸成分の信号に基づいて演算を行い、該演算結果に基づいて多軸圧力センサーAが取得する生体情報に混入する体動ノイズを低減し、 前記多軸圧力センサー対は、2つがそれぞれ心臓からの血管インピーダンスが等しくなり且つ相互に体動の影響が生じないように被測定者に取り付けられ、 該2つの多軸圧力センサー対は対Qと対Rであり、生体情報を主に取得する側が対Q、そうでない側が対Rであって、 前記演算装置は、対Q側で体動が生じ且つ対R側で体動が生じない状況で生体情報を取得し、対QのセンサーAと対RのセンサーAに基づいて対QセンサーAの体動成分を抽出し、該対QセンサーA体動成分と対QセンサーBの検出した信号との関係から補正係数を算出し、対QセンサーAと対QセンサーBとに基づく体動キャンセルの演算に該補正係数を適用して体動キャンセル演算の精度を向上する ことを特徴とする生体情報取得装置。
IPC (1件):
A61B 5/02
FI (2件):
A61B5/02 310K ,  A61B5/02 C
Fターム (6件):
4C017AA09 ,  4C017AB02 ,  4C017AC01 ,  4C017BC11 ,  4C017FF05 ,  4C017FF15

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