特許
J-GLOBAL ID:201903020320137636

銅リッチな銅インジウム(ガリウム)ジセレニド/ジスルフィドの調製

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 丸山国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-179883
公開番号(公開出願番号):特開2019-024106
出願日: 2018年09月26日
公開日(公表日): 2019年02月14日
要約:
【課題】グレインが大きなCIGS膜を形成するためのプロセス要件を低減する方法を提供する。【解決手段】銅インジウムガリウムジセレニド/ジスルフィド(CIGS)ナノ粒子を調製する方法は、銅リッチな化学量論組成を用いている。銅リッチなCIGSナノ粒子が、有機カルコゲンリガンドでキャッピングされていることで、ナノ粒子は、有機溶媒中にて処理可能とされている。ナノ粒子は、基板に堆積して、カルコゲンリッチな雰囲気中にて熱処理されることで、過剰な銅をセレン化銅又は硫化銅に変換することが促進される。セレン化銅又は硫化銅は、焼結フラックスとして機能できて、液相焼結、ひいては大きなグレインの成長を促進する。このように生成されたナノ粒子は、CIGSを用いた光起電力デバイスの製造に使用されてよい。【選択図】図1
請求項(抜粋):
a.ナノ粒子を溶媒に混合してインクを作る工程であって、ナノ粒子は、式CuInwGaxSeySz(CIGS)であって、0≦w、x<1、w+x<1、y,z≧0、y+z≒2である三元、四元、五元カルコゲニド、それらのドープされた種、合金、及び組合せからなる群から選択される、工程と、 b.インクを基板に堆積させてCIGS膜を形成する工程と、 c.不活性雰囲気中にてCIGS膜をアニールして、アニールされた膜を作る工程と、 d.アニールされたCIGS膜が予め決めされた厚さを得るまで、工程b及び工程cを繰り返す工程と、 を含むプロセスによって作られるCIGSを用いた光起電力デバイス。
IPC (4件):
H01L 31/074 ,  C01B 19/00 ,  C01G 15/00 ,  C01B 19/04
FI (5件):
H01L31/06 460 ,  C01B19/00 G ,  C01G15/00 B ,  C01B19/04 A ,  C01G15/00 Z
Fターム (14件):
5F151AA09 ,  5F151AA10 ,  5F151BA11 ,  5F151CB13 ,  5F151CB21 ,  5F151CB24 ,  5F151DA03 ,  5F151DA07 ,  5F151DA20 ,  5F151FA04 ,  5F151FA06 ,  5F151FA14 ,  5F151FA15 ,  5F151GA03
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る