文献
J-GLOBAL ID:202002210494838476   整理番号:20A0464699

近傍銀河のCO多重線イメージング(COMING) VI 星形成効率における半径方向変動

CO Multi-line Imaging of Nearby Galaxies (COMING). VI. Radial variations in star formation efficiency
著者 (31件):
資料名:
巻: 71  号: SP1  ページ: S15.1-S15.18  発行年: 2019年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
分子ガスに基づく星形成効率(SFE)における半径方向変化を調べた。それは,近傍銀河プロジェクトのCO多重線画像から選択された80の銀河に対して単位分子ガス質量当たりの星形成速度として定義された(Soraiら2019,PASJ,71,S14)。個々の銀河に対するSFEの半径方向変化は典型的には2~3倍であるが,これはSFEが銀河中心半径に沿ってほぼ一定であることを示唆する。分子ガス質量評価へのヘリウムの寄与と2つの研究の間の想定された初期質量関数の差を考慮すると,Lereyら(2008,AJ,136,2782)と一致し,(1.69±1.1)×10-9 yr-1の80銀河における平均SFEを見出した。異なる形態(すなわち,SA,SAB,SB)タイプ間のSFEを比較し,SB銀河の内部半径(r/r25<0.3)内のSFEがSAとSAB銀河のそれよりわずかに高いことを見出した。ここで,r25は25 mag arcsec-2でのBバンド等光線半径である。この傾向は,全体的な星の質量に対するSFEの依存性によって部分的に説明でき,これはおそらく金属性を通してのCOからH2への変換因子に関係していると思われる。著者らのサンプルにおける2つの代表的なSB銀河,NGC3367とNGC7479に対して,r/r25=0.3の楕円は,中心領域だけでなく,円盤の内側領域,主に棒を覆っているように見える。これらの2つの銀河は,渦状アームにおけるよりも棒においてより高いSFEを示す。しかし,NGC4303において反対の傾向を見出した。SFEは渦状アームにおけるよりも棒において低く,以前の研究(例えば,Momoseら,2010,ApJ,721,383)と一致した。これらの結果は,棒における星形成活動の多様性を示唆している。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
星雲  ,  恒星 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る