文献
J-GLOBAL ID:202002213972119291   整理番号:20A2354076

スターフルーツ(Averrhoa carambola L.)副産物がオーブンでの加速貯蔵やフライ時のゴマ(Sesamum indicum)油の酸化安定性に及ぼす影響

Effect of Star Fruit (Averrhoa carambola L.)By-product on Oxidative Stability of Sesame (Sesamum indicum) Oil under Accelerated Oven Storage and during Frying
著者 (3件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 837-849(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: G0238A  ISSN: 1345-8957  CODEN: JOSOAP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究の目的は,スターフルーツ(Averrhoa carambola L.)の副産物(皮と残渣)がゴマ(Sesamum indicum)油の酸化に対する安定性に及ぼす影響を評価することであった。抽出時間を変えて皮と残渣の抽出物の抗酸化特性を測定したところ,皮の方が残渣よりも高い抗酸化力を持っていることがわかった。そこで,24時間抽出後に得られた皮の抽出物を用いて,ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)(200ppm)を比較対照の酸化防止剤(ポジティブコントロール)として,また,酸化防止剤を添加していない油をネガティブコントロールとして,オーブンでの加速貯蔵およびフライ時のゴマ油の酸化安定性に対する効果を調べた。油の酸化安定性は,過酸化物価,p-アニシジン値,チオバルビツール酸反応物質(TBARS)値,全酸(TOTOX)価,共役ジエン(CD)と共役トリエン(CT)値,およびヨウ素価を評価することにより決定した。皮抽出物について異なる濃度(200-1000ppm)で試験した。皮抽出物を添加した油は,オーブン貯蔵試験において,コントロールよりも高い酸化安定性を示した。1000ppmの抽出物は,対照と比較して,フライ時のゴマ油の安定性を有意に増加させた。このように,スターフルーツの皮抽出物は,食用油の酸化を抑制するための合成抗酸化剤の代替品となり得るであろう。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食用油脂,マーガリン  ,  油脂の製造 
引用文献 (37件):
もっと見る

前のページに戻る