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J-GLOBAL ID:202002217131004135   整理番号:20A1230858

適応型ボットネット通信遮断を考慮したNSレコード履歴ベースの異常DNSトラフィック検出

NS record History Based Abnormal DNS traffic Detection Considering Adaptive Botnet Communication Blocking
著者 (5件):
資料名:
巻: 28  ページ: 112-122(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0109A  ISSN: 1882-6652  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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DNS(ドメインネームシステム)ベースの名前解決は,インターネットユーザとインターネットサービスプロバイダの両方にとって最も基本的なインターネットサービスの1つである。通常のDNSベースの名前解決プロセスでは,信頼できるDNSサーバにDNSクエリを送信する前に,対応するNS(ネームサーバ)レコードが必要である。しかし,近年,ボットネット関連のネットワークトラフィックがDNSクエリと応答を介して転送されるDNSベースのボットネット通信が観測されている。特に,ある種のマルウェアでは,対応するNSレコードを事前に取得することなく,IPアドレスを直接使用してC&CサーバにDNSクエリを送信することが観測されている。本論文では,筆者らは,イントラネット内のNSレコード履歴を解析することによって,異常なDNSトラフィックを検出し遮断する新しいメカニズムを提案した。提案されたメカニズムでは,イントラネットのすべてのDNSトラフィックを捕捉し解析し,正当なNSレコードとそれに対応するグルーAレコード(ネームサーバのIPアドレス)を抽出し,ホワイトリストデータベースに格納する。次に,全ての発信DNSクエリをチェックし,ホワイトリストに含まれていないIPアドレスに向けられたクエリを異常なDNSトラフィックとして遮断する。筆者らはプロトタイプシステムを実装し,SDNベースお実験ネットワークにおいて機能を評価した。その結果,プロトタイプシステムは期待通りに機能することが示され,提案メカニズムは,特定のタイプの異常なDNSベースのボットネット通信を検出し遮断できると考える。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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計算機網  ,  データ保護 
引用文献 (34件):
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