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J-GLOBAL ID:202002221726828598   整理番号:20A0072049

酸化鉄触媒を用いたグリセリンからのアリルアルコール選択合成反応系の最適化

Optimization of Allyl Alcohol Production from Glycerol over Iron Oxide Catalyst
著者 (7件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 319-328(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U1441A  ISSN: 1349-273X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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グリセリンはバイオディーゼル製造の主たる副生物であり,様々な有用化学原料の前駆体として注目を集めている。本研究では,固定床流通反応系においてα-Fe2O3系触媒を用いたグリセリン転換を実施し,アリルアルコール選択合成に対する酸化鉄系触媒の活性を評価した。グリセリンにギ酸を併給することで,グリセリン転換反応中にギ酸分解により生成した水素がα-Fe2O3をFe3O4に還元するとともにグリセリン脱ヒドロキシル化反応の水素源として利用され,高いアリルアルコール収率を実現した。また,α-Fe2O3にカリウムを担持することで,アリルアルコール収率が増加した。これは,α-Fe2O3の持つLewis酸点が担持したカリウムにより抑制され,反応中にFe3O4に還元されることでBronsted酸点が形成したためであることを見出した。さらなるアリルアルコール収率向上を目指し,カリウム担持量,接触時間(Wcat/Fglycerol),反応温度による重合生成物の抑制を実施した。カリウム担持量1 mol%,接触時間1時間,反応温度623 Kにおいて,最大アリルアルコール収率39.8 C-mol%を達成した。(著者抄録)
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分類 (2件):
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油脂の応用  ,  反応操作(単位反応) 
タイトルに関連する用語 (5件):
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