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J-GLOBAL ID:202002223107527592   整理番号:20A1994930

宍道湖・中海のSS(浮遊物質)の地球化学分析からみた湖水環境の変化

Geochemical examination of suspended solids for evaluation of lake water environmental changes in Lakes Nakaumi and Shinji, southwest Japan
著者 (2件):
資料名:
巻: 26  ページ: 49-58 (WEB ONLY)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U0268A  ISSN: 2185-2995  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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湖水環境を評価するために,宍道湖と中海の表層水と底層水からの浮遊物質(SS)の地球化学的組成を,特に成層水柱に焦点を当て調べた。MnOとP2O5含有量は無酸素状態とプランクトン生産性の評価に用いられる重要な変数である。SS中のMnO含有量は,両湖で夏に高い値を示すという季節な変動をした。宍道湖の表層水と底層水のMnO含有量の変動に有意の相関は無く,それらは中海の底層水のものより低かった。これは宍道湖における水塊の混合と,海水侵入による中海による比較的成層した水柱の存在を示している。両湖における底層水のMnO含有量とDO値は対数の正の相関を示した。これは,MnO含有量が底層水の酸化還元状態に関する有用なパレメータであることを示唆する。両湖におけるSSのP2O5含有量は,湖底堆積物の既報値よりもかなり高いが,これは水柱における栄養塩富化を示唆している。Fe2O3はどちらの湖でも大多数のSS試料で検出されず,硫化物粒子が浮遊粒子に含まれるのには大きすぎることを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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水圏・生物圏の地球化学 
引用文献 (18件):

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