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J-GLOBAL ID:202002229873413465   整理番号:20A0444623

ピペリン及びモノグルコシルヘスペリジンを機能性関与成分とする機能性表示食品の製剤学的品質評価と溶出試験法の検討

Studies of physical quality evaluation of “Foods with Functional Claims” containing piperine and monoglucosyl hesperidin as functional substances
著者 (7件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 147-152(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: L4470A  ISSN: 1341-2094  CODEN: NSKGF4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2015年4月に,機能性表示食品(FFC)の制度が立ち上げられ,消費者はFFCからの健康利益を期待し,その機能は科学的証拠によって支持された。FFCガイドラインでは,食品メーカーは製品中の機能成分の量をラベリング量より多く保つ必要があるので,FFC製品の有効性を確保するために,またその崩壊と溶解を試験することが望ましい。本研究では,機能性物質としてピペリンとモノグルコシルヘスペリジンを含むFFC製品に焦点を当て,重量変化,分解,および溶解試験を行った。分解試験において,非被覆錠剤型の2つの製品(MGH-3と4)は,米国薬局方に記載された食事サプリメントと同様に,日本薬局方に記載された薬剤の受容基準を満たすことができなかった。FFC製品の溶解試験法は,分析物を蒸発させ,濃縮するために,一般的な薬局方法からの改良を必要とした。水中の1または2時間に溶解した5種類のFFC製品の溶解速度は82~118%であり,少なくとも2種類の製品は米国薬局方に記載されている食事サプリメントの受容基準を満たしていた。これらの結果は,いくつかのFFC製品が,分解の欠如にもかかわらず,エビデンスに基づく機能を持つ市場に出されていることを示した。さらに,FFC製品の適切な溶解試験法と基準を開発するために,より多くの研究と議論を行わなければならない。(翻訳著者抄録)
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食品の分析  ,  食品の検査・取締り 
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