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J-GLOBAL ID：202002231727790731   整理番号：20A1359136

養殖アユの仔魚から成魚までの可食部の成分変化と魚介せんべいへの利用

Compositional Changes in the Edible Parts of Cultured Ayu at Different Growing Stages and Their Utilization in Fish Cracker Production

著者 (7件)： 松尾悠 (東洋大学 食環境科学部) ,  松尾悠 (東京大学大学院農学国際専攻) ,  近藤佑香 (東洋大学 食環境科学部) ,  本田早耶花 (東洋大学 食環境科学部) ,  吉江由美子 (東洋大学 食環境科学部) ,  鈴木紘子 (群馬県水産試験場) ,  荒木徹也 (東京大学大学院農学国際専攻)
資料名： 日本食品科学工学会誌  (Journal of the Japanese Society for Food Science and Technology)
巻： 67  号： 3  ページ： 92-100(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： F0895A  ISSN： 1341-027X  CODEN： NSKKEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アユ種苗生産において選別された,仔魚から成魚までの体成分を分析し,抗酸化能を調べ,その食品としての有効利用を検討した.アユ仔魚にはn-3系脂肪酸の存在割合が高く,遊離アミノ酸が多かった.抗酸化能もアユ仔魚で最も高く,可食部のみを分析した成魚に至るまでに有意な減少を示した.引き続きアユ可食部ならびに仔魚を用いた加工品としてアユせんべいを作成した.これを官能評価したところ,アユ筋肉,アユ仔魚,片栗粉で調製したアユせんべいが好ましいと判断された.(著者抄録)

シソーラス用語： 養殖 ,  *アユ ,  ω-3脂肪酸 ,  魚肉 ,  遊離アミノ酸 ,  稚魚 ,  成体 ,  食品分析 ,  *食品成分 ,  酸化防止 ,  *米菓 ,  脂肪酸組成 ,  *製品開発 ,  無機質 ,  官能検査 ,  成魚 ,  *煎餅

著者キーワード (10件)： アユ ,  成長 ,  成分変化 ,  加工利用 ,  官能評価 ,  Antioxidant activities ,  chemical composition ,  cultured ayu ,  rice cracker ,  sensory evaluation

分類 (2件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  動物性水産食品  (FJ13020C)

引用文献 (31件)：

• 1) 隆島史夫,村井 衛編(2005).「淡水魚-水産増養殖システム<2>」,恒星社厚生閣,東京.
• 2) 群馬県水産試験場(2018).群馬県水産試験場報告第24号.
• 3) 平野敏行,須山三千三(1980).天然および養殖アユの品質に関する化学的研究-III 含窒素エキス成分の季節変化.日本水産学会誌,46,215-219.
• 4) 平野敏行,須山三千三(1983).天然および養殖アユの脂質の脂肪酸組成とその季節変化.日本水産学会誌,49,1459-1464.
• 5) 中川平介,高原泰彦,Nematipout,G.R.(1991).天然および養殖アユの脂質について.日本水産学会誌,57,1965-1971.

タイトルに関連する用語 (8件)： 養殖 ,  アユ ,  仔魚 ,  成魚 ,  可食部 ,  成分変化 ,  魚介 ,  せんべい