抄録/ポイント: 抄録/ポイント
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最先端のスーパーコンピュータは膨大な電力を消費しており,優れた電力管理手法が必要とされている。スーパーコンピュータのCPUやメモリには製造ばらつきに起因する消費電力のばらつきが存在することが報告されており,電力管理手法の開発においては電力ばらつきの影響を考慮した方がよいと考えられる。一方,演算アクセラレータとして多くのスーパーコンピュータに搭載されているGPUについては,電力ばらつきに関する報告がほとんどない。我々は,これまでに,Reedbush-Hに搭載された計240基のGPUには最大16%の電力ばらつきが存在することを確認し,ばらつきの影響を考慮した電力モデルを高速に生成する手法を提案している。今回,さらに多くのGPUの電力を計測するために評価環境としてTSUBAME3.0を用い,計256基のGPUを対象に電力ばらつきの確認と上記手法の有効性の確認を行った。本稿ではその結果を報告する。(著者抄録)