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J-GLOBAL ID：202002234875364295   整理番号：20A0415265

緑茶の需要変化に対応した契約取引-静岡県内産地の事例分析-

著者 (2件)： 加納昌彦 (成茶加納) ,  納口るり子 (筑波大)
資料名： 農業経営研究  (Japanese Journal of Farm Management)
巻： 57  号： 4  ページ： 73-78  発行年： 2020年01月25日 
JST資料番号： L4236A  ISSN： 0388-8541  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・緑茶の需要変化に伴う小規模生産者-小規模産地茶商-小規模消費地茶店間の契約取引の推移について明らかにするために,静岡県内産地を事例として1970年代と2010年代を比較して分析。
・1970年代は安定した経済成長の下で産地茶商や消費地茶店は少品種大量生産を模索し,販売競争は激化して,斡旋業者が仲介する相対取引が主体。
・2010年代には消費拡大が望めない経済情勢下で産地茶商は多産地多品種少量仕入れを志向し,生産者は需給バランスの維持に努め,取引方法は斡旋業者が仲介しない相対取引に移行。

シソーラス用語： *緑茶 ,  変動 ,  静岡県 ,  *取引 ,  販売経路 ,  生産者 ,  小売業 ,  食品流通
準シソーラス用語： 産地茶商 ,  *需要変化 ,  *相対取引 ,  茶店 ,  農産物流通

分類 (2件)： アルカロイドし好飲料  (FJ06030D) ,  農業経済,農業経営  (FB01020L)

引用文献 (14件)：

• 加納昌彦・納口るり子 (2011): 「茶流通業者の業態変化と産地・消費地間連携」, 『農業経営研究』, 49(2), pp.45-50.
• 加納昌彦・納口るり子 (2012): 「茶の産地-消費地流通における産地茶商の役割」, 『農業経営研究』, 50(3), pp.39-44.
• 加納昌彦・納口るり子 (2016): 「静岡県の荒茶流通における茶市場の役割」, 『農業経営研究』, 53(4), pp.78-83.
• 鴻巣正 (2004): 「荒茶の産地市場の機能変化と流通の課題-特定実需者向取引の進展と産地の対応-」, 『調査と情報』, pp.10-16.
• 桑原穆夫 (1966): 「煎茶の製造」, 静岡県茶業会議所(編), 『新茶業全書』, 静岡県茶業会議所.

タイトルに関連する用語 (7件)： 緑茶 ,  需要変化 ,  契約 ,  取引 ,  静岡 ,  産地 ,  事例分析