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J-GLOBAL ID：202002239634848357   整理番号：20A0703696

大規模屋内空間における空間規模の拡大による電波伝搬特性への影響評価

Effect of Spatial Expansion on Radio Wave Propagation Characteristics in Large-scale Indoor Space

著者 (4件)： 西辻雄登 (同志社大 大学院理工学研究科) ,  五島成夫 (パナソニック ライフソリューションズ社) ,  岩井誠人 (同志社大 大学院理工学研究科) ,  衣斐信介 (同志社大 大学院理工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 119  号： 379(AP2019 148-180)(Web)  ページ： 129-134 (WEB ONLY)  発行年： 2020年01月16日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,IoT(Internet of Things)の普及にともない,屋内環境において無線通信を用いたセンサネットワークや各種機器制御の利用の増加が期待されている.それらの無線回線設計には,想定した利用環境における電波伝搬特性を把握することが重要である.様々な屋内環境の中で,大型商業施設や体育館などの大規模屋内空間における電波伝搬特性は十分に検討されていない.本稿では,大規模屋内空間として想定する体育館において,ドローンを用いた実測とレイトレーシング法による電波伝搬解析により電波伝搬特性の評価を行った.その結果として,大規模屋内空間における空間規模の拡大による伝搬損失距離特性の変化について示し,壁面との距離や送受信アンテナ間距離によるフェージングの変化について明らかにした.(著者抄録)

シソーラス用語： 相互接続 ,  センサネットワーク ,  無線伝送 ,  光線追跡 ,  *屋内環境 ,  拡大 ,  電波伝搬 ,  評価 ,  *伝送損失 ,  通信測定 ,  依存性 ,  距離依存性 ,  無線センサネットワーク
準シソーラス用語： IoT ,  影響評価

分類 (4件)： 計算機網  (JC03000K) ,  無線通信一般  (ND08010L) ,  電波伝搬一般  (ND05010Q) ,  通信測定一般  (ND03000R)

引用文献 (14件)：

• 浮田洋介,藤原ゆうき,村上隆史,林野裕司,吉川嘉茂,多鹿陽介,“ホームエネルギーマネジメントシステムにおける無線応用,” Panasonic Technical Journal,vol.57,no.1,Apr. 2011.
• 松井進,“IoT システムの技術動向と実用化に向けた取り組み,”信学論(C),vol.J100-C,no.4,pp.151-158,Apr. 2017.
• 藤崎邑吏,野林大起,塚本和也,池永全志, “920MHz帯を利用する異種無線通信規格間の干渉の影響調査-Wi-SUNとLoRaWAN間の相互干渉の影響調査-,”信学技報,NS2017-229,pp.345-350,Mar. 2018.
• 山下育男,浅野愛治,墨忠彦,“920MHz帯および2.4GHz帯の屋外無線環境の簡易実測評価,”信学技報,RCC2019-12,pp.7-10,July 2019.
• 山本尚武,小林弘晃,小向康文,小幡将之,泉貴志,前山利幸,“屋内 IoT 機器向け指向性,偏波及び空間ダイバーシティを有した920MHz帯アンテナ設計と実験的評価,”信学技報, AP2019-64, pp.91-96,Aug. 2019.

タイトルに関連する用語 (6件)： 大規模 ,  屋内空間 ,  規模 ,  拡大 ,  電波伝搬 ,  影響評価