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J-GLOBAL ID：202002245574827414   整理番号：20A2116427

自動運転の新しい流れ 公道走行可能な自動運転バスの実用化・市販化に向けて

Toward the Realization and Commercialization of a Self-driving Bus that can run on Public Roads

著者 (3件)： 和田正義 (東京農工大) ,  渡部大志 (埼玉工大 工) ,  斎藤征道 (ミクニ ライフ&オート)
資料名： 自動車技術  (Journal of Society of Automotive Engineers of Japan)
巻： 74  号： 10  ページ： 18-23  発行年： 2020年10月01日 
JST資料番号： F0387A  ISSN： 0385-7298  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,ステアリングホイールとペダルが,公道走行を実現するために開発されたメカニズムによって作動する自動運転バスを提案する。その目的のために,障害者が自分自身で運転できるように開発されたアドオン型ジョイスティック駆動システムを紹介した。本システムは,人間の運転者がジョイスティック操作によってステアリング角度とペダル運動を制御することができる。本システムはアドオン型であり,車両が他の自動運転システムと比較して,公道を容易に運転する許可を得ることを可能にする。したがって,ステアリングホイールとガス/ブレーキペダルは,ジョイスティック運転機能がナビゲーションPCによって置換されるジョイスティック駆動システムの電動機によって作動される。さらに,シフトチェンジおよびウインカーおよびホーン制御の機能を開発し,搭載した。LiDAR,GNSS,ジャイロセンサおよびカメラを備えたナビゲーションシステムは,提案された駆動システムによって自動的にバスを制御することを可能にする。本論文では,開発した自動運転バスを用いた公道走行試験の結果を報告し,その妥当性を確認した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *自動運転 ,  *バス ,  *実用化 ,  舵取ハンドル ,  機械要素 ,  道路 ,  *障害者 ,  計算機プログラム ,  操作機器 ,  航法装置 ,  *走行試験
準シソーラス用語： アドオン ,  ジョイスティック ,  ステアリングホイール ,  ナビゲーションシステム ,  ペダル ,  公道

分類 (2件)： 走行装置  (QG03040V) ,  バス  (QG05020N)

引用文献 (14件)：

• 川勝俊輝,毛利宏:交差点での右左折における目標操舵角生成手法,日本機械学会論文集,Vol.83,No.854,p.17-00099(2017)
• 渡辺宗一郎,原田正範:自動運転車両のための予測型Clock-Based実時間最適制御,自動車技術会論文集,Vol.48,No.4,p.953-958(2017)
• 西崎浩平,毛利宏:先行車に追従する自動運転車両の目標軌跡生成と制御手法の提案,日本機械学会論文集,Vol.83,No.852,p.17-00137(2017)
• 北澤章平,山口昌志,金子哲也:リスクポテンシャルを用いたすれ違い場面における自動運転車両の操舵および速度制御目標生成,日本機械学会論文集,Vol.85,No.880,p.19-00145(2019)
• 安藤孝幸,周永康,釘宮航,籾山冨士男,青木啓二,中野公彦:中速域における自動運転バスの操舵制御装置の設計,自動車技術会論文集,Vol.50,No.6,p.1569-1574(2019)

タイトルに関連する用語 (4件)： 流れ ,  公道 ,  バス ,  実用化