文献

J-GLOBAL ID：202002251443743807   整理番号：20A0581741

モデル相互比較による日本の都市域における地上レベルのオゾンに関するモデル性能に影響する重要な要因の同定【JST・京大機械翻訳】

Identifying key factors influencing model performance on ground-level ozone over urban areas in Japan through model inter-comparisons

著者 (19件)： Chatani Satoru (National Institute for Environmental Studies, Tsukuba, Ibaraki, 305-8506, Japan) ,  Yamaji Kazuyo (Kobe University, Kobe, Hyogo, 658-0022, Japan) ,  Itahashi Syuichi (Central Research Institute of Electric Power Industry, Abiko, Chiba, 270-1194, Japan) ,  Saito Masahiko (Ehime University, Matsuyama, Ehime, 790-8566, Japan) ,  Takigawa Masayuki (Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology, Yokohama, Kanagawa, 236-0001, Japan) ,  Morikawa Tazuko (Japan Automobile Research Institute, Tsukuba, Ibaraki, 305-0822, Japan) ,  Kanda Isao (Japan Meteorological Corporation, Osaka, Osaka, 556-0021, Japan) ,  Miya Yukako (Japan Weather Association, Toshima, Tokyo, 170-6055, Japan) ,  Komatsu Hiroaki (Kanagawa Environmental Research Center, Hiratsuka, Kanagawa, 254-0014, Japan) ,  Sakurai Tatsuya (Meisei University, Hino, Tokyo, 191-8506, Japan) ,  Morino Yu (National Institute for Environmental Studies, Tsukuba, Ibaraki, 305-8506, Japan) ,  Nagashima Tatsuya (National Institute for Environmental Studies, Tsukuba, Ibaraki, 305-8506, Japan) ,  Kitayama Kyo (National Institute for Environmental Studies, Tsukuba, Ibaraki, 305-8506, Japan) ,  Shimadera Hikari (Osaka University, Suita, Osaka, 565-0871, Japan) ,  Uranishi Katsushige (Osaka University, Suita, Osaka, 565-0871, Japan) ,  Fujiwara Yuzuru (Suuri-Keikaku, Chiyoda, Tokyo, 101-0003, Japan) ,  Shintani Soma (Kobe University, Kobe, Hyogo, 658-0022, Japan) ,  Shintani Soma (Osaka University, Suita, Osaka, 565-0871, Japan) ,  Hayami Hiroshi (Central Research Institute of Electric Power Industry, Abiko, Chiba, 270-1194, Japan)
資料名： Atmospheric Environment  (Atmospheric Environment)
巻： 223  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0382D  ISSN： 1352-2310  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： オゾンは,日本における残りの大気質問題の1つである。地上レベルでオゾンを低減するためには,効果的な戦略が必要である。地域化学輸送モデルは,オゾンを含む二次汚染物質の前駆体放出と大気濃度の間の関係を調べるのに有用である。日本の都市域におけるオゾン濃度に関するモデル性能を,基準大気質モデリング(J-STREAM)に対する日本の研究で行われたモデル相互比較において徹底的に評価した。具体的には,コミュニティ多重スケール大気質モデリングシステム(CMAQ)を含む異なる構成を持つ33のモデル,拡張(CAMx)を有する包括的大気質モデル,および化学(WRF-Chem)と結合した気象研究および予報(WRF)モデルを参加した。それらは前例のない数の異なるモデル構成との相互比較を実現した。すべての参加モデルは,夏の間,日本の都市域上で22±4.6ppbまでオゾン濃度を過大評価した。モデル性能の空間的および時間的変動は,バックグラウンドオゾン濃度の影響を示唆した。関与するモデル構成,ハロゲン化学と堆積,乾性沈降速度,他国における前駆体放出,および垂直輸送における差異に基づいて,シミュレートしたバックグラウンドオゾン濃度に影響する重要な因子として同定した。特定の感度分析を行い,重要な影響因子の影響を評価した。CMAQの最近のバージョンで実施されたハロゲン化学と堆積は,日本周辺の海洋上での模擬オゾンの10ppb以上の減少を引き起こしたが,CAMxとWRF-Chemで使用されたオリジナルの乾性沈降スキームは,より大きな乾性沈降を引き起こすこともできた。大陸上の残留層中に保たれたオゾンの水平および下向き輸送は,日本を含む他の国における前駆放出の風下域への影響を広げることができる。垂直輸送の差はそれらの影響の空間的範囲を変えることができる。日本だけでなく世界中の都市域におけるオゾン濃度に対するより良いモデル性能を実現するためには,上記の重要な因子の影響を改善することが不可欠である。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 海洋 ,  経時変化 ,  気象 ,  陸地 ,  ハロゲン化 ,  前駆体 ,  *オゾン ,  乾性沈降 ,  二次汚染 ,  コミュニティ ,  鉛直輸送 ,  *都市域 ,  感度解析
準シソーラス用語： CMAQ ,  オゾン濃度 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： オゾン ,  モデル相互比較 ,  ハロゲン化学 ,  乾性沈降 ,  前駆体放出 ,  垂直輸送

分類 (2件)： 気圏環境汚染  (SB03020M) ,  研究開発  (SA01040R)

タイトルに関連する用語 (8件)： モデル ,  相互比較 ,  日本 ,  都市域 ,  地上 ,  オゾン ,  要因 ,  同定