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J-GLOBAL ID:202002265147862805   整理番号:20A2608623

地域産大豆を用いた加工食品に対する地域住民の購買意識-山形県庄内地域における都市雇用圏と人口集中地区による差異に着目して-

Residents’ Purchase Consciousness toward Processed Foods Utilizing Locally-produced Soybean; Focusing on the Difference by Urban Employment Area and Densely Inhabited District in Case of Shonai District, Yamagata Prefecture
著者 (1件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 68-77  発行年: 2020年11月 
JST資料番号: L7849A  ISSN: 2187-297X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,大豆加工食品の地産地消の促進に向けて,山形県庄内地域の住民を対象に,地域産大豆を用いた加工食品に対する地域住民の購買意識に関するアンケート調査を行い,都市雇用圏と人口集中地区で4分割したエリアによる傾向を解明した.その結果は以下の通りである.1)いずれの加工食品でも普段購入する商品の原料産地は,国産原料の回答割合が70%を越えていた.この要因として地域住民の原料産地に関する商品認知が曖昧であることが指摘でき,本結果は購入ニーズを反映した結果と推察された.2)「庄内地域産」への需要の高い豆腐・厚揚げ・薄揚げでは地域産大豆の使用のPR,賞味期限の長い商品の開発が重要である.特に豆腐では原料の産地,容量・サイズ,賞味期限を訴求することで「お買い得」感を与えることが有効である.3)「庄内地域産」への需要の低い納豆・醤油・味噌のうち納豆では,原料産地へのこだわりは「国内産」に留まっているため,「庄内地域産」に関するPRを行うことが重要である.醤油・味噌では地域住民が支持する味を作りだしているメーカーによる地域産大豆の使用を促すことが有効である.4)「庄内地域産にこだわらない住民」に対しては価格の訴求が有効であり,加えて味や賞味期限を訴求することで「お買い得」感を与えることが有効である.5)「鶴岡圏DID」では原料産地需要の傾向が顕著である.「鶴岡圏非DID」では味噌の価格,「酒田圏DID」では厚揚げ・薄揚げの賞味期限,醤油・味噌のメーカー,味,「酒田圏非DID」では醤油・味噌での地域産大豆の使用,薄揚げの価格,を訴求することが有効である.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
農業経済,農業経営  ,  野菜とその加工品 

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