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J-GLOBAL ID:202002268146745093   整理番号:20A0388719

タイガマダニIxodes persulcatus Schulzeから単離したシアロスタチンL1とL2の免疫抑制効果【JST・京大機械翻訳】

Immunosuppressive effects of sialostatin L1 and L2 isolated from the taiga tick Ixodes persulcatus Schulze
著者 (15件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3237A  ISSN: 1877-959X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ダニ唾液は,血液粉を得るために重要であり,ダニ媒介病原体の感染性を強化するために重要な免疫抑制剤を含んでいる。日本では,Ixodes persulcatusは,B.miyamotoiのような再発熱を引き起こすものと同様に,Borrelia gariniiのようなライム borrelosis病原体の主要なベクターである。今日まで,このダニにより生産された生理活性唾液分子に関する情報はほとんどない。したがって,本研究において,Ip-sL1およびIp-sL2のオーソログは,Ip-sL1およびIp-sL2のオーソログが,I.scapularisの唾液腺から分離されたSL1およびSL2の配列と高い同一性を共有していることを,2つの蛋白質,I.persulcatus由来シアロスタチンL1(Ip-sL1)およびSL2(Ip-sL2)を同定した。半定量的PCRにより,Ip-sL1とIp-sL2がダニの寿命を通して唾液腺で発現されることを明らかにした。加えて,Ip-sL1とIp-sL2は,ダニが摂食を開始する前にさえ発現し,それらの発現は血液供給中継続した。組換えIp-sL1及びIp-sL2を開発し,生物学的及び免疫学的分析により蛋白質を特性化した。これらの分析は,Ip-sL1およびIp-sL2の両方がカテプシンLおよびS.Ip-sL1に対して阻害効果を有し,Ip-sL2がLPS刺激骨髄由来樹状細胞(BMDC)によるIP-10,TNFαおよびIL-6の産生を阻害することを明らかにした。さらに,Ip-sL1はBMDC成熟を有意に障害した。まとめると,これらの結果は,Ip-sL1およびIp-sL2が免疫抑制機能を付与し,サイトカイン産生および樹状細胞成熟のような宿主免疫応答を抑制することにより病原体の伝達に関与することを示唆する。したがって,Ip-sL1とIp-sL2の免疫抑制機能を詳細に調べ,I.persulcatusを介した病原体伝達におけるそれらの関与を明らかにするためにさらなる研究が必要である。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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感染症・寄生虫症一般 

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