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J-GLOBAL ID:202002274153434818   整理番号:20A0591437

Mycoplasma bovis感染におけるプロスタグランジンE2によるPD-L1発現のアップレギュレーションとCOX-2阻害剤と組み合わせた抗PD-L1抗体によるIFN-γの増強【JST・京大機械翻訳】

Upregulation of PD-L1 Expression by Prostaglandin E2 and the Enhancement of IFN-γ by Anti-PD-L1 Antibody Combined With a COX-2 Inhibitor in Mycoplasma bovis Infection
著者 (32件):
資料名:
巻:ページ: 12  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7103A  ISSN: 2297-1769  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Myco bovisによって引き起こされたウシのマイコプラズマ症は,ウシにおける肺炎と乳腺炎をもたらす。著者らは以前,プログラム死1(PD-1)/Pdリガンド1(PD-L1)経路がM.bovis感染時の免疫機能不全に関与し,プロスタグランジンE2(PGE2)が免疫応答を抑制し,ウシの細菌感染であるJohne病におけるPD-L1発現をアップレギュレーションすることを示した。本研究では,免疫機能不全におけるPGE2の役割,およびM.bovis感染におけるPGE2とPD-1/PD-L1経路の間の関係を研究した。M.bovisによるin vitro刺激はウシ末梢血単核細胞(PBMC)においておそらくToll様受容体2を介してPGE2及びPD-L1の発現をアップレギュレートした。感染ウシにおける末梢血のPGE2レベルは,非感染ウシにおけるそれらと比較して有意に増加した。顕著なことに,血漿PGE2レベルはM.bovis感染ウシにおけるPD-L1+単球の割合と正の相関を示した。さらに,感染ウシにおける血漿PGE2産生は,PBMCからのM.bovis特異的インターフェロン(IFN)-γ産生と負の相関があった。これらの結果は,PGE2がPD-L1発現の誘導因子の1つであり,M.bovis感染時の免疫抑制に関与することを示唆する。抗ウシPD-L1抗体とシクロオキシゲナーゼ2阻害剤を用いたin vitroブロッケード分析は,M.bovis特異的IFN-γ応答を有意にアップレギュレーションした。本研究の知見は,PGE2とPD-1/PD-L1経路を標的とするウシのマイコプラズマに対する新しい治療戦略の開発に寄与する可能性がある。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ウイルスによる動物の伝染病  ,  馬  ,  細菌による動物の伝染病 
引用文献 (69件):
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