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J-GLOBAL ID：202002274255843871   整理番号：20A1093750

拡張プライム系列符号と陪直交符号を組み合わせた光CDMA方式

An Optical CDMA Scheme Combining Modified Prime Sequence Codes and Bi-orthogonal Codes

著者 (3件)： 小野恭平 (職業能力開発総合大) ,  山嵜彰一郎 (職業能力開発総合大) ,  松嶋智子 (職業能力開発総合大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 119  号： 473(IT2019 90-120)  ページ： 177-182  発行年： 2020年03月03日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 光通信において符号分割多元接続(CDMA)を用いて複数のユーザの情報を同時に伝送する技術を光CDMAという.同期光CDMAにおいて用いられる拡散符号には,拡張プライム系列符号(MPSC),一般化MPSC(GMPSC),変形擬直交M系列対(MPOMs)等がある.同期光CDMAのユーザ数を増やし全体としての情報伝送速度を高める手法として,GMPSCと陪直交符号を組み合わせる擬直交拡張プライム符号(POEPC),MPOMsと陪直交符号を組み合わせる拡張擬直交M系列(EPOM),MPSCやGMPSCを多レベルに重畳するレベル分割多重(LDM)等の手法が提案されている.本稿では,GMPSCと陪直交符号を組み合わせる新しい光CDMA方式を提案する.提案方式は,GMPSCのみを用いる光CDMAと同じ拡散率で,同時に伝送するユーザ数を増加させることができる.また,提案方式は多重ユーザ干渉を除去するため,理想的なリンクで復号誤りが生じない.本研究では,提案方式の構成,および熱雑音環境下での誤り率特性を示す.(著者抄録)

シソーラス用語： *CDMA ,  *通信信号 ,  光通信 ,  伝送速度 ,  熱雑音 ,  可視光 ,  赤外線 ,  電磁干渉
準シソーラス用語： *光符号分割多元接続 ,  *拡散符号

分類 (2件)： 光通信方式・機器  (ND10000B) ,  雑音理論  (ND04020U)

引用文献 (27件)：

• 中川 正雄, ′′可視光通信とは,′′ 信学誌, vol.101, no.1, pp.32-37, Jan. 2018.
• 春山 真一郎, ′′可視光通信の標準化,′′ 信学誌, vol.101, no.1, pp.38-43, Jan. 2018.
• 山里 敬也, 岡田 啓, ′′可視光通信実用化技術,′′ 信学誌, vol.101, no.1, pp.59-65, Jan. 2018.
• 澤 隆雄, 西村 直喜, 東條 公資, ′′水中可視光通信,′′ 信学誌, vol.101, no.1, pp.52-58, Jan. 2018.
• 門脇 直人, 豊嶋 守生, 三浦 周, 山本 伸一, 高橋 卓, 吉村 直子, 辻 宏之, 滝沢 賢一, 高山 佳久, 宗 正康, ′′新たな広がりを見せる衛星通信技術の最新動向,′′ 信学誌, vol.J97-B, no.11, pp.979-991, Nov. 2014.

タイトルに関連する用語 (5件)： 拡張 ,  系列 ,  符号 ,  直交符号 ,  CDMA方式