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J-GLOBAL ID：202002279352304863   整理番号：20A2640155

木陰とミストによる暑熱対策のための可搬式緑化ベンチの開発

Development of portable greening bench with shade and mist for countermeasure of urban heat risk

著者 (6件)： 天谷賢児 (群馬大) ,  岩崎春彦 (群馬大) ,  矢野絢子 (群馬大) ,  石田祐也 (東京都産業技術研究セ) ,  佐藤澄仁 (東京都農林総合研究セ) ,  長嶋大貴 (東京都農林総合研究セ)
資料名： 微粒化  (Journal of the ILASS-Japan)
巻： 29  号： 98  ページ： 80-83  発行年： 2020年11月01日 
JST資料番号： L2710A  ISSN： 1341-6022  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本稿では,都市部の暑熱対策として,東京都農林総合研究センタと群馬大学で共同開発した「可搬式緑化」の開発経緯と効果を紹介。
・「可搬式緑化」技術の一つ「可搬式緑化ベンチ」の開発コンセプト,即ち,効果的な暑熱効果,十分な環境への配慮,ユニバーサルデザイン,地域の資源循環に貢献の4つを説明。
・ミストノズルの可搬式緑化ベンチへの取付け位置は,大人が立つと顔にミストが当たるような高さ,また,車椅子使用者用に開発したベンチへの取付位置は,上中下の高さ3箇所を選択した経緯を記述。
・可搬式緑化ベンチの効果の定量評価として,計測システム,木陰とミストによる効果,可搬式緑化ベンチ周りの温度分布計測に言及。

シソーラス用語： ヒートアイランド ,  *安全対策 ,  ミスト ,  *椅子 ,  環境保全 ,  人間工学 ,  資源再生 ,  製品設計 ,  噴霧 ,  ノズル ,  温度測定 ,  *都市問題
準シソーラス用語： *可搬式緑化ベンチ ,  開発コンセプト ,  環境計測 ,  暑熱対策 ,  木陰

分類 (1件)： 都市問題,都市防災  (RD01030O)

引用文献 (5件)：

• 小野雅司: 熱中症の原因を探る, 国立環境情報誌環境儀, 32(2009), 12-13.
• 天谷賢児: 可搬式緑化ミスとベンチ-夏季屋外の暑熱対策のための木陰とミストを活用した涼空間の形成-, 建設と社会, 99-1154(2018), 26-27.
• Hiroki NAGASHIMA, Sumito SATO, Yuya ISHIDA, Haruhiko IWASAKI, Ayako YANO, Kenji AMAGAI: Experimental Study of Comfortable Outdoor Space Formation at High-temperature Season by Tree Planting with Spray System, Advanced Experimental Mechanics, 4 (2019), 198-203.
• 天谷賢児, 岩崎春彦, 矢野絢子, 佐藤澄仁, 長嶋大貴: 暑熱対策のための「移動できる森」の開発, 自動車技術, 74-4(2020), 95-99.
• 吉田匡利, 石田祐也, 岩崎春彦, 天谷賢児, 鵜飼恵三, 宮下邦彦, 畠山忠之: 設置式緑化技術による街中緑化実験と水噴霧の効果, 日本ヒートアイランド学会論文集, 14 (2019), 1-7.

タイトルに関連する用語 (6件)： ミスト ,  暑熱対策 ,  可搬式 ,  緑化 ,  ベンチ ,  開発