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J-GLOBAL ID:202002283914014660   整理番号:20A0322134

焼成牛乳中の牛乳蛋白質の溶解度,アレルゲン性および消化性の変化

Changes in Solubility, Allergenicity, and Digestibility of Cow’s Milk Proteins in Baked Milk
著者 (4件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 129-138  発行年: 2020年01月 
JST資料番号: L2827A  ISSN: 1344-6606  CODEN: FSTRFS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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牛乳アレルギーを有する患者は,有害反応を伴わずに焼成乳を摂取できるが,これは十分にキャラクタリゼーションされていないことが示唆されている。ここでは,脱脂乳(SM)を食品成分,澱粉およびグルテンと混合し,次に焼成したとき,αs1-カゼインおよびβ-ラクトグロブリンの溶解性,アレルゲン性および消化性を調べた。試料を競合ELISA,SDS-PAGE,及びイムノブロットを用いて分析した。澱粉とグルテンと焼成したSMにおける牛乳蛋白質(CMP)の蛋白質バンドはシフトした。グルテンとの焼成SMからのPBS抽出物におけるαs1-カゼインとβ-ラクトグロブリンは,澱粉による焼成SMにおけるそれと比較して減少した。αs1-カゼインとβ-ラクトグロブリンは不溶性画分として検出された。CMPのアレルゲン性は,グルテンと混合したベーキングにより有意に減少した。αs1-カゼイン及びβ-ラクトグロブリンの消化性は食品成分により影響されず,不溶化β-ラクトグロブリンは消化されず,特にグルテンを含む焼成SMにおいて残存した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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食品蛋白質  ,  乳製品 
引用文献 (25件):

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