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J-GLOBAL ID：202002291519666946   整理番号：20A0969788

導出過程を選択肢として用意した電気回路学習用E-learningシステム

An E-learning system for electric circuit that prepares the process of deriving problem as answer choices

著者 (3件)： 山中晃輔 (福岡工大) ,  高原健爾 (福岡工大) ,  前川孝司 (北九州工高専)
資料名： 電気学会研究会資料
号： FIE-20-001-008 教育フロンティア研究会  ページ： 27-31  発行年： 2020年03月06日 
JST資料番号： Z0924B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,学生に問題の導出過程を答えさせる電気回路学習用のE-ラーニングシステムを提案した。このシステムは,Moodleを使用して作成された多肢選択問題で構成している。学習範囲は,フェーザの導入から周波数特性までの範囲での基本事項を含んでいる。このシステムでは,初心者が選びやすい誤答が選択肢として用意されているため,間違いを選びやすい。解答が間違っている場合,詳細解説画面が現れる。学生へのアンケート調査によると,最も多い回答は,提案したE-ラーニングシステムは電気回路の基本的なポイントを学習するのに役立つというものであった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *電気回路 ,  *eラーニング ,  *学習 ,  アンケート ,  選択問題 ,  応用プログラム ,  ベクトル ,  周波数特性
準シソーラス用語： Moodle ,  アンケート調査 ,  フェーザ

分類 (2件)： 科学技術教育  (AA04000C) ,  技術教育  (NA01040M)

引用文献 (10件)：

• 小林朋矢,前原光志,相川直幸:クロスプラットフォーム動作可能な電気回路学習用 eラーニングシステムの開発,電気学会論文誌 A,Vol.137,No.12,pp.693-694(2017)
• 相知政司,飯村亮太,大滝優:webページを利用した電気回路の学習支援電子教材の開発,工学教育,Vol.66,No.5,pp.50-54(2018)
• 高原健爾,前川孝司,小田部貴子:学習者自身による作問を通じて電気回路の基礎知識を定着させる E-learningシステムの提案,電気学会教育フロンティア研究会,FIE-17-010(2017)
• 前川孝司,高原健爾,小田部貴子:学習者の失敗に温かくて少し厳しい教示を与える E-learningシステムの提案,電気学会教育フロンティア研究会,FIE-17-020(2017)
• 大塚元気,高原健爾(福岡工業大学),前川孝司:学習者による作問が可能な電気回路の E-learningシステムの効果,電気学会教育フロンティア研究会,FIE-19-005(2019)

タイトルに関連する用語 (6件)： 導出 ,  過程 ,  選択肢 ,  電気回路 ,  学習 ,  e-Learning