特許
J-GLOBAL ID:202003000332284294

梁の接合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮川 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-164258
公開番号(公開出願番号):特開2020-037778
出願日: 2018年09月03日
公開日(公表日): 2020年03月12日
要約:
【課題】2つの梁の端面を対向させ、曲げモーメント及びせん断力が伝達されるように接合するとともに、梁の端部の割れを抑制する。【解決手段】第1の梁1の端面の上部及び下部から軸線方向に切削穴13,14を設け、上部スクリュー部材11及び下部スクリュー部材12をねじ込む。第2の梁にも軸線方向に上部及び下部のスクリュー部材21,22をねじ込み、連結部材31,32を介して連結して梁間で曲げモーメントの伝達を可能とする。第1の梁の端部には、軸線方向の切削穴と交叉して上下方向に縦方向切削孔17を設け、縦方向スクリュー部材15を、全長が軸線方向の切削穴を通過する位置までねじ込む。縦方向スクリュー部材に先端がねじ込まれるボルトで第1の梁の端面に梁受け金物34を固定し、第2の梁とせん断力の伝達が可能に連結する。第1の梁にねじ込まれたスクリュー部材の近傍には、木質材の割れを抑える長ビス18,19をねじ込む。【選択図】図2
請求項(抜粋):
木質材からなる第1の梁の端面と木質材からなる第2の梁の端面とを対向させて接合する梁の接合構造であって、 前記第1の梁の端面の上部及び下部から該第1の梁の軸線方向に設けられた第1の上部切削穴及び第1の下部切削穴にねじ込まれた第1の上部スクリュー部材及び第1の下部スクリュー部材と、 前記第2の梁の端面の上部及び下部から該第2の梁の軸線方向に設けられた第2の上部切削穴及び第2の下部切削穴にねじ込まれた第2の上部スクリュー部材及び第2の下部スクリュー部材と、 前記第1の梁の端部に上下方向に設けられた第1の縦方向切削穴にねじ込まれた第1の縦方向スクリュー部材と、 第1の梁の端面から前記第1の縦方向スクリュー部材に向かって設けられた穴に挿通され、前記第1の縦方向スクリュー部材の側面に設けられたボルト孔にねじ込まれたボルトによって第1の梁の端面に固定された梁受け部材と、 前記第1の上部スクリュー部材と前記第2の上部スクリュー部材とを結合する上部連結部材と、 前記第1の下部スクリュー部材と前記第2の下部スクリュー部材とを結合する下部連結部材と、 前記梁受け部材と前記第2の梁の端部とを連結する梁受け連結部材と、を有し、 前記第1の縦方向切削穴は、前記第1の上部切削穴又は第1の下部切削穴の少なくとも一方と交叉して連通するように設けられ、 前記第1の縦方向スクリュー部材は、第1の梁の上面又は下面から前記第1の縦方向切削穴にねじ込まれ、該第1の縦方向スクリュー部材の全長が交叉する前記第1の上部切削穴又は第1の下部切削穴を通過する位置までねじ込まれていることを特徴とする梁の接合構造。
IPC (2件):
E04B 1/26 ,  E04B 1/58
FI (2件):
E04B1/26 E ,  E04B1/58 503L
Fターム (33件):
2E125AA13 ,  2E125AB12 ,  2E125AC23 ,  2E125AG03 ,  2E125AG12 ,  2E125AG13 ,  2E125AG23 ,  2E125AG25 ,  2E125AG31 ,  2E125AG38 ,  2E125BB08 ,  2E125BB09 ,  2E125BB13 ,  2E125BB17 ,  2E125BB22 ,  2E125BB23 ,  2E125BB25 ,  2E125BB30 ,  2E125BB32 ,  2E125BB33 ,  2E125BB36 ,  2E125BB37 ,  2E125BD01 ,  2E125BE02 ,  2E125BE07 ,  2E125BE08 ,  2E125BF06 ,  2E125BF08 ,  2E125CA03 ,  2E125CA13 ,  2E125CA14 ,  2E125CA77 ,  2E125CA79
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 木材用連結金具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-260843   出願人:有限会社グランドフォーム
  • 梁の接合構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-253637   出願人:住友林業株式会社
  • 連結構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-291602   出願人:大倉義邦
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