特許
J-GLOBAL ID:202003011339658493

アルカリ水電解中の酸素発生のための耐化学性の酸化物電極触媒

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山口 健次郎 ,  長山 弘典 ,  森田 憲一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-553861
公開番号(公開出願番号):特表2020-515405
出願日: 2018年03月28日
公開日(公表日): 2020年05月28日
要約:
本発明は、A=BaおよびB=Coである構造ABO3の二相導電性ペロブスカイト系混合酸化物に関し、さらに5〜45at%、好ましくは15〜30at%、特に好ましくは25at%のCo3O4(ペロブスカイトABO3中のCo原子の総数に対するCoのat%)、およびドーパントとして0.5〜3at%、好ましくは1〜2.5at%、特に好ましくは2at%のTi(ペロブスカイトABO3中のBカチオンの総数に対するat%)を含む。混合酸化物は、化学量論式BaCo1-xTixO3-δ:Co3O4を有し、ここでx=0.005から0.03、好ましくはx=0.01から0.025、特に好ましくはx=0.02であり、δはペロブスカイト構造の孔を定義し、約0.1〜0.8、好ましくは0.3〜0.7、特に好ましくは約0.5〜0.6の範囲にある。本発明はさらに、混合酸化物を含む触媒およびアノード、アルカリ水電解または金属空気電池における触媒の使用、およびアルカリ水電解もしくは金属空気電池用のアノードを製造するための混合酸化物の使用に関する。本発明はさらに、本発明による混合酸化物およびアノードのための前駆体溶液の製造方法、ならびに本発明による混合酸化物をアルカリ水電解の酸素発生反応の触媒として使用することにより得られる約2:1のCo:Ba比およびTTB(正方晶タングステンブロンズ)様の短距離構造を有するアモルファス混合酸化物に関し、前記アモルファス生成物はBaの浸出の結果として生じる。
請求項(抜粋):
A=BaおよびB=Coである構造ABO3を有するペロブスカイト系の導電性二相混合酸化物であって、5〜45at%、好ましくは15〜30at%、特に好ましくは25at%のCo3O4(前記ペロブスカイトABO3中のCo原子の総数に基づくCoのat%)、およびドーパントとして0.5〜3at%、好ましくは1〜2.5at%、特に好ましくは2at%のTi(at%は前記ペロブスカイトABO3中のCoカチオンの総数に基づく)をさらに含む、ペロブスカイト系の導電性二相混合酸化物。
IPC (6件):
B01J 23/78 ,  B01J 37/08 ,  H01M 12/08 ,  H01M 4/90 ,  H01M 4/88 ,  C25B 11/06
FI (6件):
B01J23/78 M ,  B01J37/08 ,  H01M12/08 K ,  H01M4/90 X ,  H01M4/88 K ,  C25B11/06 A
Fターム (52件):
4G169AA01 ,  4G169AA03 ,  4G169AA08 ,  4G169BA04A ,  4G169BA04B ,  4G169BA17 ,  4G169BA21C ,  4G169BB06A ,  4G169BB06B ,  4G169BC13A ,  4G169BC13B ,  4G169BC50A ,  4G169BC50B ,  4G169BC67A ,  4G169BC67B ,  4G169BC75A ,  4G169BC75B ,  4G169BD05A ,  4G169BD05B ,  4G169BE08C ,  4G169CC40 ,  4G169DA05 ,  4G169EA08 ,  4G169EB15X ,  4G169EC23 ,  4G169FB23 ,  4G169FB29 ,  4G169FB57 ,  4G169FB78 ,  4G169FC07 ,  4G169FC08 ,  4G169FC10 ,  4K011AA20 ,  4K011AA26 ,  4K011AA52 ,  4K011CA01 ,  4K011DA01 ,  5H018AA10 ,  5H018BB01 ,  5H018EE13 ,  5H018HH05 ,  5H032AA01 ,  5H032AS01 ,  5H032AS11 ,  5H032BB02 ,  5H032BB04 ,  5H032BB05 ,  5H032BB06 ,  5H032EE02 ,  5H032EE15 ,  5H032HH01 ,  5H032HH06
引用特許:
審査官引用 (8件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • Electrochemistry Communications, 20101214, Vol.13, pp.197-199

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