特許
J-GLOBAL ID:202003011843756811

下水汚泥の焼却処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 棚井 澄雄 ,  仁内 宏紀 ,  小室 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-161836
公開番号(公開出願番号):特開2020-032375
出願日: 2018年08月30日
公開日(公表日): 2020年03月05日
要約:
【課題】リンを含有する下水の脱水汚泥を、流動層焼却炉により840°C〜900°Cで焼却処理するにあたり、排ガス流路での焼結を防止するために焼結抑制剤を添加するにあたり、焼結抑制剤の添加量を過不足なく適切に調整することができるようにする。【解決手段】予め生汚泥、余剰汚泥についてのリンなどの成分量の基準濃度に設定しておき、焼結抑制剤の添加量を調整すべき実際の運転中に、生汚泥の固形物量と余剰汚泥の固形物量との固形物混合比をリアルタイムで把握して、その固形物混合比と、基準濃度とを用いて、焼結抑制剤の添加量の調整を行なう。【選択図】図1
請求項(抜粋):
生汚泥と余剰汚泥と混合して混合汚泥とし、その混合汚泥を脱水した脱水汚泥を、流動層焼却炉により840〜900°Cの範囲内の温度で焼却処理する下水汚泥の焼却処理方法において、 あらかじめ、所定期間内における生汚泥中のP、及びNa、K、Ca、Mg、Al、Feの各成分の濃度を分析して、各濃度分析値を生汚泥中基準濃度と定めておくとともに、同じ所定期間内における余剰汚泥中のP、及びNa、K、Ca、Mg、Al、Feの各成分の濃度を分析して、各濃度分析値を余剰汚泥中基準濃度と定めておき、 下水汚泥の焼却処理を行うにあたって、混合汚泥における、生汚泥の固形物量と余剰汚泥の固形物量との固形物混合比を算出し、 前記各成分についての生汚泥中基準濃度及び余剰汚泥中基準濃度と、前記固形物混合比とを用いて、前記混合汚泥中の前記各成分の濃度を算出して、各成分の推定濃度を設定し、 前記各成分の推定濃度に基いて、下記の(1)式によって求められるX1の値が1.0以上となるように、流動層焼却炉で焼却される脱水汚泥の成分を調整することを特徴とする下水汚泥の焼却処理方法。 X1={Na(mol)+K(mol)+Ca(mol×2)+Mg(mol×2)+Al(mol×3)+Fe(mol×3)}/P(mol×3)・・・(1)
IPC (1件):
C02F 11/06
FI (1件):
C02F11/06 A
Fターム (21件):
4D059AA04 ,  4D059AA05 ,  4D059BB01 ,  4D059BB06 ,  4D059BB13 ,  4D059BE31 ,  4D059BE37 ,  4D059BE46 ,  4D059BJ00 ,  4D059CA14 ,  4D059CB09 ,  4D059DA03 ,  4D059DA16 ,  4D059DA23 ,  4D059DA70 ,  4D059EA01 ,  4D059EA02 ,  4D059EA20 ,  4D059EB06 ,  4D059EB11 ,  4D059EB20
引用特許:
出願人引用 (11件)
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