特許
J-GLOBAL ID:202003012135727247

メカニカルシール及びその使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 三木 久巳 ,  大上 雅史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-233762
公開番号(公開出願番号):特開2020-094650
出願日: 2018年12月13日
公開日(公表日): 2020年06月18日
要約:
【課題】シール条件の変更、変動、変化に対応したメカニカルシール機能を発揮できるようにする。【解決手段】シールケース1に設けた可動密封環2と、回転軸3に設けた固定密封環4と、可動密封環2の密封端面21に形成されて、当該密封端面21を内外周側密封端面部分21a,21bに分割する圧力発生溝71と、圧力発生溝71内にエクスターナル流体Eを給排させる給排圧路72,73とを具備して、スプリングにより両密封環2,4の密封端面21,41を閉じる方向の閉力Fcを発生させると共に、圧力発生溝71内にエクスターナル流体Eを給排させることにより生じる圧力Pによって密封端面21,41間を開く方向に作用する開力Foを発生させ、当該圧力Pを制御することにより開力Foを調整することによって、シール条件に応じて両密封端面21,41を接触状態又は非接触状態で相対回転させる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
シールケースに設けられたケース側密封環及びシールケースを貫通する回転軸に設けられた軸側密封環であって、当該両密封環の一方であってシールケース又は回転軸に軸線方向移動可能に保持された可動密封環及び当該両密封環の他方であってシールケース又は回転軸に固定された固定密封環と、 可動密封環に作用する軸線方向推力であって当該両密封環の対向端面である密封端面間を閉じる方向に作用する閉力を発生させる閉力発生手段と、 ケース側密封環の密封端面における径方向中央部に形成された当該密封端面と同心をなす円環状の凹溝であって、当該密封端面を外周側密封端面部分と内周側密封端面部分とに分割する圧力発生溝と、ケース側密封環及びシールケースに形成されて前記圧力発生溝内に各別に連通する給圧路及び排圧路と、を具備して、給圧路から圧力発生溝内へ供給され圧力発生溝内から排圧路へ排出されるエクスターナル流体により圧力発生溝内に生じる圧力によって、可動密封環に作用する軸線方向推力であって前記両密封環の密封端面間を開く方向に作用する開力を発生させる開力発生手段と、 前記エクスターナル流体の供給量及び前記エクスターナル流体の排出量の両方又は一方を制御することにより前記圧力発生溝内に生じる圧力を調整する圧力調整手段と、 を具備して、前記両密封環の相対回転作用によりケース側密封環の外周側密封端面部分の外周側領域及び当該ケース側密封環の内周側密封端面部分の内周側領域の一方である被密封流体領域とその他方である非密封流体領域とを区画して、被密封流体の流体をシールするように構成されていることを特徴とするメカニカルシール。
IPC (1件):
F16J 15/34
FI (1件):
F16J15/34 Z
Fターム (4件):
3J041BA03 ,  3J041DA05 ,  3J041DA06 ,  3J041DA16
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (5件)
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