抄録/ポイント: 抄録/ポイント
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目的;甲状腺乳頭状癌(PTC)患者の臨床病理的特徴を比較し,細胞増殖抗原-67(Ki-67),サイトケラチン19(CK19),ヒト骨髄内皮細胞(HBME-1),およびヒト骨髄内皮細胞(HBME-1)を検査した。神経細胞接着分子56(CD56)とガレクチン-3(Galectin-3)の発現率。方法:新疆医科大学付属腫瘍病院で2015年6月から2016年6月まで病理科でPTCと診断された患者の臨床病理資料を収集した。302例のPTC患者に対して免疫組織化学分析を行い、例数(構成比)を用いて異なるタイプのPTC患者の臨床病理特徴分布及びKi-67、CK19、HBME-1、CD56及びGalectin-3の発現を記述した。χ2検定またはFisher精密検定を用いて差異性を比較した。結果;古典的PTCと濾胞性乳頭状癌の中央区域リンパ節転移率(χ2=6.751、P<0.05)、T分期は統計学的有意差があった(χ2=13.568,P<0.05)。古典的PTCと乳頭状微小癌の腫瘍直径(χ2=39.012,P<0.05),頚部リンパ節転移率(χ2=15.658,P<0.05),T病期分類に統計学的有意差があった(χ2=34.173,P<0.05)。濾胞性乳頭状癌と乳頭状微小癌の腫瘍直径(χ2=19.197、P<0.05)、頚部リンパ節転移率(χ2=7.076、P<0.01)、T分期は統計学的有意差があった(χ2=10.980,P<0.05)。典型的なPTC患者では,Ki-67,CK19,CD56およびGalectin-3の発現率はそれぞれ3.8%,100.0%,33.7%および96.2%であった。濾胞型乳頭状癌患者では,Ki-67,CK19,CD56およびGalectin-3発現率はそれぞれ2.0,99.0%,29.7%および95.0%であった。甲状腺微小乳頭癌患者におけるKi-67,CK19,CD56およびGalectin-3の発現率は,それぞれ0.0%,97.8%,33.7%および93.5%であった。異なる組織学的サブタイプを有するPTC患者の腫瘍組織におけるHBME-1発現に有意差がみられた(χ2=11.716,P<0.05)。異なる組織学的分類のHBME-1発現を比較すると,古典的PTC,濾胞性乳頭状癌,および乳頭状微小癌は,他の乳頭状癌と有意に異なった(χ2=10.181,9.901,7.313,P<0.05)。結論:PTC患者の診断において,Ki-67,CK19,HBME-1,CD56及びGalectin-3の併用は,新疆地域におけるPTCの診断に有用であろう。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】