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J-GLOBAL ID：202102241369041680   整理番号：21A0060884

カルシウム溶脱を受けたセメント処理粘土のせん断強度特性

Strength degradation of cement treated clay due to seawater infiltration

著者 (3件)： 末次大輔 (宮崎大) ,  井上徹郎 (西日本技術開発) ,  原弘行 (山口大)
資料名： 地盤改良シンポジウム論文集(CD-ROM)
巻： 14th  ページ： ROMBUNNO.02-08  発行年： 2020年 
JST資料番号： L4179B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・セメント処理土のカルシウム溶脱に伴う長期的な強度特性の変化を調べるために実施した強制的にカルシウムを溶脱させた供試体を用いた非圧密非排水一面せん断試験の概要。
・セメント処理土はカルシウム溶脱量の増加に伴って膨張性を示すが,さらに溶脱量が増すとせん断抵抗と膨張性が低下する収縮性を示し有明粘土の挙動に漸近することが判明。
・カルシウム溶脱に伴ってセメント処理土のせん断強さは低下すること,せん断強さが急激に低下する残存カルシウム量が存在し,それはセメント添加量に依存することが判明。

シソーラス用語： ソイルセメント ,  *カルシウム溶脱 ,  *安定処理土 ,  剪断強さ ,  直接剪断試験 ,  塩化マグネシウム
準シソーラス用語： *セメント安定処理土 ,  *一面剪断試験 ,  固化処理土 ,  添加量 ,  剪断強度

分類 (1件)： 地盤改良,土質安定処理  (RA07060C)

引用文献 (7件)：

• 林ら:セメント安定処理土の長期強度特性 その1-DJM 改良柱体の現場調査-,北海道開発土木研究所月報,No. 611, pp.11-19, 2204.
• 北詰ら:現地石灰安定処理土の長期特性調査,土木学会論文集 C, 64(1), pp.144-156, 2008.
• Hara et al:Calcium Leaching Properties of Lime-treated Soil by Infiltration of Tidal River Water,Proceedings of International Offshore and Polar Engineering Conference, pp. 810-813, 2008.
• 原ら:海水に曝露したセメント処理土の劣化機構に関する基礎的研究,土木学会論文集C(地圏工学),69(4), pp.469-479, 2013.
• 原ら:海水曝露によって劣化した石灰処理土の間隙径分布と圧縮特性,土木学会論文集 C(地圏工学),71(3),pp.177-190,2015.

タイトルに関連する用語 (4件)： カルシウム溶脱 ,  セメント ,  粘土 ,  せん断強度