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J-GLOBAL ID:202102251352144769   整理番号:21A0132351

マンゴー‘Rwin’由来の,果皮着色に関与する組換UDP:フラボノイド3-O-ガラクトシルトランスフェラーゼ(MiUFGalT3)の特性調査

Characterization of the Recombinant UDP:flavonoid 3-O-galactosyltransferase from Mangifera indica ‘Irwin’ (MiUFGalT3) involved in Skin Coloring
著者 (9件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 516-524(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: F0626A  ISSN: 2189-0102  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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赤マンゴー(Mangifera indica L.)は,果皮にかなりの量のシアニジンをベースとしたアントシアニンを蓄積し,既往の研究でこれらのアントシアニンが糖残基としてガラクトースを含むことが示されている。今日まで,MiUFGT1及びMiUFGT3(MiUFGalT3)と名付けられた2つのUDP:フラボノイド3-O-グリコシルトランスフェラーゼ(UFGT)様遺伝子が,アントシアニン関連UFGT遺伝子としてマンゴー‘Irwin’の果皮から分離されているが,遺伝子蛋白質の機能についてはまだ解明されていない。本研究では,大腸菌で発現させた組換えMiUFGT1及びMiUFGalT3の特性調査を行った。受容体クエルセチンの存在下で,rMiUFGT1は低いグルコシル化活性を示したが,rMiUFGalT3はグルコシル化活性よりも20倍高いガラクトシル化活性を示した。精製MiUFGalT3を用いた特異性分析の結果,rMiUFGalT3がアントシアニジンとフラボノールをほぼ等しく受容することが判明した。‘Irwin’の果皮から抽出したアントシアニンは,機器分析によりシアニジン3-O-ガラクトシドと7-O-メチルシアニジン3-O-ガラクトシドであることが示され,これは他の赤マンゴー品種で得られた以前の結果と一致していた。以上の結果から,MiUFGalT3がマンゴー‘Irwin’果実の果皮の赤色着色の要因になっていることが示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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果樹  ,  植物の生化学  ,  酵素生理 
引用文献 (36件):

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