文献
J-GLOBAL ID:202102262451171807   整理番号:21A1667166

レーザ高度計(LIDAR)データセットと画像追跡データセットを用いたはやぶさ2の動的精密軌道決定

Dynamic precise orbit determination of Hayabusa2 using laser altimeter (LIDAR) and image tracking data sets
著者 (50件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 1-17  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
宇宙探査機搭載レーザ高度計(光検出と測距,LIDAR)および自動画像追跡(AIT)により収集したデータセットを用いて,小惑星リュウグウに関わるはやぶさ2宇宙船の精密な軌道は動的に決定される。はやぶさ2からリュウグウへの視線方向に対してLIDARは敏感であり,一方,AITは視線方向に垂直な方向に敏感であるので,LIDAR距離データとAIT角度データが相互に補完的役割を果たす。LIDARとAITを使用して,初期状態ベクトルの6つの構成要素すべてを安定的に得ることができるが,LIDARまたはAITのみを用いて達成するのは難しい。はやぶさ2宇宙船の太陽放射圧(SRP)とリュウグウの標準重力パラメータ(GM)の係数も,軌道決定過程において,様々な高度で複数の軌道弧を結合することによって,推定することができる。軌道決定の過程において,LIDAR地点の中心のリュウグウ固定座標は,Markov連鎖モンテカルロ法を用いてリュウグウの地形に対して幾何学的に測距データをフィッティングすることによって決定する。上記の手法は,解の迅速な収束を実現するために有効である。距離の観測値から計算値を減じた残差の実効値と,画像の輝度重心の方向は,それぞれ1.36mと0.0270°である。リュウグウのGMの推定値と初期SRPモデルに対する補正係数は,それぞれ29.8±0.3m3/s2と1.13±0.16である。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
宇宙飛行体 
引用文献 (19件):
  • Planet Space Sci; Ancillary data services of NASA’s navigation and Ancillary Information Facility; CH Acton; 44; 1996; 65-70; 10.1016/0032-0633(95)00107-7; citation_id=CR1
  • Planet Space Sci; A look towards the future in the handling of space science mission geometry; C Acton, N Bachman, B Semenov, E Wright; 150; 2018; 9-12; 10.1016/j.pss.2017.02.013; citation_id=CR2
  • Interplanet Netw Prog Rep; The planetary and lunar ephemerides DE430 and DE431; WM Folkner, JG Williams, DH Boggs; 196; 2014; 42-196; citation_id=CR3
  • Adv Sp Res; Time-varying solar radiation pressure on Ajisai in comparison with LAGEOS satellites; A Hattori, T Otsubo; 63; 2019; 63-72; 10.1016/j.asr.2018.08.010; citation_id=CR4
  • JAXA (2019) Hayabusa2 Science Data Archives. https://www.darts.isas.jaxa.jp/planet/project/hayabusa2/. Accessed 20 Jan 2020
もっと見る

前のページに戻る