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J-GLOBAL ID:202102287243240207   整理番号:21A0375716

トランスクリプトームおよび質量分析を用いたサソリLiocheles austrasiaeの毒からの抗ウイルス成分の同定【JST・京大機械翻訳】

Identification of an antiviral component from the venom of the scorpion Liocheles australasiae using transcriptomic and mass spectrometric analyses
著者 (12件):
資料名:
巻: 191  ページ: 25-37  発行年: 2021年 
JST資料番号: C0339B  ISSN: 0041-0101  CODEN: TOXIA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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サソリ毒は様々な生物活性ペプチドを含む。それらの中で,神経毒は毒液の主要な成分であるが,抗菌活性を示すペプチドも含む。以前に,Liocheles australisiae scorpionの毒液から3つの殺虫ペプチドを同定したが,他の毒成分の活性と構造は未知であった。本研究では,サソリL.australisiaeの毒腺のトランスクリプトーム分析を行い,その毒成分の包括的理解を得た。結果は,カリウムチャンネル毒素様ペプチドが最も多様であるが,限られた数のナトリウムチャンネル毒素様ペプチドだけが観察されたことを示した。これらの神経毒様ペプチドに加えて,多くの非ジスルフィド架橋ペプチドが同定され,これらの成分がL.australisiae毒においていくつかの重要な役割を持つことを示唆した。本研究では,バイオアッセイ誘導分画法を用いてC型肝炎ウイルスに対する抗ウイルス活性を持つ成分も単離した。質量分析とトランスクリプトームデータを統合することにより,抗HCV成分としてLaPLA_2-1を成功裏に同定した。LaPLA_2-1はN末端領域でN-グリコシル化されるヘテロ二量体構造を有するホスホリパーゼA_2である。LaPLA_2-1の抗ウイルス活性はPLA_2阻害剤により阻害されたので,LaPLA_2-1の酵素活性はその抗ウイルス活性に関与すると思われる。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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動物の生化学  ,  動物起原の毒性 
タイトルに関連する用語 (6件):
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