特許
J-GLOBAL ID:202103001490120758

ノックオフ型ボルト及びその取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 端山 博孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-166823
公開番号(公開出願番号):特開2021-042617
出願日: 2019年09月13日
公開日(公表日): 2021年03月18日
要約:
【課題】橋梁の上部構造と支承とを固定する複数のノックオフ型ボルトであって、通常時やレベル1地震時に個別破壊を起こさないようにしたノックオフ型ボルトを提供する。【解決手段】上部構造側すべりプレートと、上部構造側すべりプレートとの間ですべりを生じる支承側すべりプレートとを貫通して、上部構造と支承とを固定するために取り付けられる複数のボルト61であって、上部構造側すべりプレート及び支承側すべりプレートのすべり面に位置するように環状ノッチ部63が軸部外周に設けられ、環状ノッチ部で破壊するようにしたノックオフ型ボルト61において、環状ノッチ部の深さdに対するボルトの半径Bの比d/Bによって定まる想定最大荷重時のボルトの最大せん断変形寸法Ucrを、上部構造側すべりプレート及び支承側すべりプレートにそれぞれ形成されるボルト孔の最大クリアランス寸法よりも大きくした。【選択図】図2
請求項(抜粋):
橋梁における上部構造の下面に設けられた上部構造側すべりプレートと、前記上部構造と下部構造との間に設置された支承の上面に設けられ、前記上部構造側すべりプレートとの間ですべりを生じる支承側すべりプレートとを貫通して、前記上部構造と前記支承とを固定するために取り付けられる複数のボルトであって、前記上部構造側すべりプレート及び前記支承側すべりプレートのすべり面に位置するように環状ノッチ部が軸部外周に設けられ、前記上部構造に作用する水平方向の想定最大荷重によって前記環状ノッチ部で破壊するようにしたノックオフ型ボルトにおいて、 前記環状ノッチ部の深さdに対する前記ボルトの半径Bの比d/Bによって定まる想定最大荷重時の前記ボルトの最大せん断変形寸法Ucrを、前記上部構造側すべりプレート及び前記支承側すべりプレートにそれぞれ形成されるボルト孔の最大クリアランス寸法Cよりも大きくしたことを特徴とするノックオフ型ボルト。
IPC (2件):
E01D 19/04 ,  E01D 22/00
FI (2件):
E01D19/04 A ,  E01D22/00 B
Fターム (5件):
2D059AA33 ,  2D059AA36 ,  2D059GG05 ,  2D059GG40 ,  2D059GG59
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 橋梁における支承部の可動化工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-254249   出願人:高田機工株式会社
  • 動力伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-040922   出願人:カルソニックカンセイ株式会社
  • 既設支承の可動化工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2013-032578   出願人:高田機工株式会社
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