特許

J-GLOBAL ID：202103003003961583

脱水素化触媒

発明者： 川波 肇 ,  姫田 雄一郎
出願人/特許権者： 国立研究開発法人産業技術総合研究所
代理人 (5件)： 江藤 保子 ,  松本 悟 ,  奥井 正樹 ,  吉水 純子 ,  相田 悟
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2019-134365
公開番号（公開出願番号）：特開2021-016832
出願日： 2019年07月22日
公開日（公表日）： 2021年02月15日
要約：

【課題】常圧から160MPaに至る高圧条件下でも安定して、ギ酸等の水素貯蔵剤から水素と二酸化炭素に変換しうる脱水素化触媒を提供し、かつ、ギ酸等の水素貯蔵剤の脱水素化によって水素と二酸化炭素を安定して得る方法を提供する。【解決手段】2,2′-ビピリジン配位子のパラ位(4,4′位)上に、あるいは1,10-フェナントロリン配位子の4,7′位上に、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ピロリジン基等のアミノ基を有するイリジウム錯体を有効成分として含む脱水素化触媒を用いることにより、100°Cでも分解せず安定した脱水素反応が行え、更に約160MPaの高圧条件でも安定して脱水素反応を行うことが可能になる。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

下記の式(1)、式(2)、式(3)、式(4)、式(5)、式(6)、式(7)または式(8)で表されるイリジウム錯体、その異性体、またはそれらの塩を有効成分として含む脱水素化触媒。

IPC (4件)：

B01J 31/22 ,  C01B 3/22 ,  C07D 213/74 ,  C07D 471/04

FI (4件)：

B01J31/22 M ,  C01B3/22 Z ,  C07D213/74 ,  C07D471/04 112T

Fターム (47件)：

4C055AA01 ,  4C055BA02 ,  4C055BA25 ,  4C055CA01 ,  4C055DA52 ,  4C055DB02 ,  4C055DB10 ,  4C055EA01 ,  4C055GA02 ,  4C065AA04 ,  4C065AA19 ,  4C065BB09 ,  4C065CC09 ,  4C065DD02 ,  4C065EE02 ,  4C065JJ07 ,  4C065JJ08 ,  4C065KK10 ,  4C065LL10 ,  4C065PP10 ,  4G140DA02 ,  4G140DB05 ,  4G140DC01 ,  4G140DC03 ,  4G169AA08 ,  4G169BA27A ,  4G169BA27B ,  4G169BC70A ,  4G169BC74A ,  4G169BC74B ,  4G169BD06A ,  4G169BD06B ,  4G169BE13A ,  4G169BE13B ,  4G169BE37A ,  4G169BE37B ,  4G169BE38A ,  4G169BE38B ,  4G169CB07 ,  4G169CB81 ,  4G169FB78 ,  4H050AA01 ,  4H050AA03 ,  4H050AB40 ,  4H050WB14 ,  4H050WB19 ,  4H050WB21

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 二酸化炭素の水素化またはギ酸の脱水素化に用いる触媒、該触媒を用いる二酸化炭素の水素化方法、ギ酸の脱水素化方法、水素の貯蔵および製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2012-062042   出願人：独立行政法人産業技術総合研究所
• ギ酸分解用触媒、ギ酸の分解方法、水素製造方法、ギ酸製造および分解用装置、水素貯蔵および発生方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2007-247549   出願人：独立行政法人科学技術振興機構
• 二酸化炭素と水素から蟻酸を製造する方法及び二酸化炭素の固定化方法および光を照射させることによってこれらを促進させる方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-012839   出願人：独立行政法人産業技術総合研究所

引用文献：

審査官引用 (1件)

• Green Chemistry, 20091006, Vol.11, p.2018-2022