研課題
J-GLOBAL ID:202104000940215743
研究課題コード:10000285 カメルーン火口湖ガス災害防止の総合対策と人材育成
体系的課題番号:JPMJSA1014
実施期間:2010 - 2015
実施機関 (1件): 研究代表者:
(
, 理学部, 教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJSA1014 研究概要: 住民1,800人の命を奪った恐るべき災害、湖水爆発 カメルーンには火山が多数存在し、中には火口に湖をもつものもある。1980年代にはニオス湖とマヌーン湖の2つの火口湖で、湖底に溜まった大量のCO2が突然湖面に噴出する湖水爆発が起こり、ふもとの3つの村で1,800人の住民が酸欠死した。両湖は現在もガス災害の再発が懸念されている。本プロジェクトでは両湖を研究し、CO2の流れと、過去に起きた爆発の解明に取り組む。また湖水爆発のシミュレーションを行って爆発メカニズムを解明することで、湖の監視体制の確立や防災に向けた総合対策を提案する。 2つの火口湖を包括的に調査し、現象解明のてがかりを探る 湖水の観測やCO2濃度の調査、周囲の岩石との反応解析、CO2の供給システムの解明等、様々な角度から分析を行っている。両湖のガス災害予測のため、湖の観測・研究を継続・発展させる体制の確立を目指す。
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