研課題
J-GLOBAL ID:202104006423595224  研究課題コード:11101453

レアメタル高蓄積大腸菌の作成

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 生命科学部, 准教授 )
研究概要:
大腸菌において、レアメタルであるマンガン、ニッケル、モリブデンは特異的に感知する転写制御因子により特異的取り込みポンプ遺伝子の発現調節でのみ恒常性を保つ。これらの遺伝的能力を強化し、レアメタルの高回収技術の開発を行った。マンガン、ニッケル、モリブデンの細胞輸送に唯一機能する特異的取り込みポンプおよび特異的結合タンパク質の恒常的発現プラスミドとアラビノース誘導発現プラスミドを構築した。マンガンに特異的な取り込みシステムと結合タンパク質を同時に高発現させた大腸菌は、細胞外マンガンへの抵抗性が2.5倍増加した。この結果は、作成した組み換え大腸菌がマンガン高回収に利用できる生物素材として有効と考えられる。
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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