研課題
J-GLOBAL ID:202104015442687295  研究課題コード:12102059

Cs2ZnCl4を用いた高計数率用シンチレータ材料開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学研究科, 准教授 )
研究概要:
高速シンチレータとしてのCs2ZnCl4結晶育成技術を開発した。1cm角以上の大きさの結晶育成に成功した。カーボンルツボの使用により、カチオン比率の制御に成功したものの、驚くべきことに、カチオン比率のシンチレーション特性への影響は非常に小さく、大幅に異なるカチオン比率の結晶においても、長寿命成分を5%以下に抑制することができた。一方、結晶育成後のアニール条件の選択では、真空アニールにより長寿命成分が顕著に増大することが明らかとなった。この現象は、原料粉末やCs2ZnCl4粉末中でのアニールにより回避することができ、再現性よく、長寿命成分を5%以下に抑制することに成功した。
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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