研課題
J-GLOBAL ID:202104017198743040  研究課題コード:13411756

脂肪由来間葉系幹細胞の新規Xeno-Free培養法の開発

実施期間:2013 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 医学部附属病院, 病院助教 )
研究概要:
本研究では脂肪由来間葉系幹細胞(ASC)の臨床応用を目指し、培養液中の異種由来成分であるFBSを除去し、ヒト血清を用いた培養方法の確立を目指した。過去に健常人血清での培養では十分な細胞数が確保できなかったため、今回は市販されているAB型ヒト血清を購入してLASCの培養を行い(HS-LASC)、その機能をFBS-LASCと比較検討を行った。その結果、ヒト血清を用いても低血清培養は可能であり、HGF分泌能も保たれることが示された。しかしながら本実験においてはヒト血清を細胞のprimaryから使用する検討は行えなかったため、今後の研究課題としている。また同時にヒト血清のドナーを複数用意し、ロット間による差がどの程度LASCの機能に影響を与えるか、またサイトカインアレイによる細胞機能のチェックを行っている。
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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