研課題
J-GLOBAL ID:202104021095263811  研究課題コード:12101964

糖尿病発症サルを用いたタミバロテンによるC型慢性肝炎治療効果の探索

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 薬学部, 講師 )
研究概要:
日本人慢性C型肝炎(CH-C)患者の7割は、既存療法によるウィルス排除が困難なgenotype 1bのC型肝炎ウィルス感染者である。さらにこれらの患者では、インスリン抵抗性や肝鉄蓄積による酸化ストレスが既存療法の治療効果を抑制することが指摘されている。 申請者は、白血病治療薬として認可されている合成レチノイド、タミバロテンが、インスリン抵抗性と肝鉄蓄積を同時に改善する可能性をマウスで見出した。しかしCH-C患者への適応拡大へと技術移転する上で、より詳細な薬理効果の確認および種差の解決は必要不可欠である。 そこで本研究では、タミバロテンによるインスリン抵抗性改善作用ならびに肝鉄蓄積軽減作用について、糖尿病発症サルを用い探索・実証を行った。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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