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J-GLOBAL ID:202202248623889212   整理番号:22A1746411

3D計測データによる安陽孝民屯遺跡出土范と泉屋博古館所蔵青銅じこうの比較研究

A comparative study of the Anyang Xiaomintun site molds and bronze Gong vessel stored in Sen-oku Hakukokan museum by using 3D scanning data
著者 (4件):
資料名:
号: 14  ページ: 1-25  発行年: 2022年02月28日 
JST資料番号: L7846A  ISSN: 1883-0056  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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安陽孝民屯遺跡出土の5点のじこうの陶范(陶鋳型)と1点の陶模(陶原型)(内范の可能性もある)および,出土范と類似する直条紋をもつじこう(泉屋博古館蔵)を,計測点間距離20μm~300μmで3D計測し,隔たる地で管理する出土遺物のポリゴンデータを解析ソフトで比較して殷墟後半期のじこうの鋳造技法を検討した。出土范のなかには紋様の凸線や凹線が残り青銅を一度も流し込んでいない未使用品と確定できるものがあり,これらの鋳型面のポリゴン図を表裏反転して鋳造直後の研磨前の製品の形状を復原して観察することができた。これにより以下の点が明らかになった。1)出土范の鋳型面には抜けない勾配の箇所が多くあり,陶模から外范を抜き取ることができない構造になっている。2)本体模に部分的な部品模を接着して外范をつくり,外范を抜き取るときに部品模が本体模から分離する仕組みがあった。3)紋様デザインや大きさ,形状が類似した范と青銅器を検証し,同一の本体模と部分模を使用した可能性が高まった。4)同一模を複数回使用する(使いまわす)ことで一定規格の青銅器を複数個生産したシステムの様相が明らかになった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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鋳型材料,造型  ,  金属工学一般 
引用文献 (20件):
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タイトルに関連する用語 (4件):
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