特許
J-GLOBAL ID:202203007756012765

パスポート免税アプリケーション

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-138280
公開番号(公開出願番号):特開2022-027341
出願日: 2020年07月29日
公開日(公表日): 2022年02月10日
要約:
【課題】日本全国にある大規模から小規模の「輸出物品販売場」向けに、スマートフォンで完結する免税手続きを提供する。 【解決手段】「購入者(非居住者)」には「パスポート免税アプリケーション(旅行者)」、輸出物品販売場には「パスポート免税アプリケーション(店舗)」をスマートフォンにインストールし、また「パスポート免税アプリケーション(システム)」をシステム端末にインストールすることによりインターネットを通して大規模、小規模にかかわらず、日本全国の「輸出物品販売場」の「免税手続き」を行うことができる。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
(商品情報データベース連動) 免税手続きにおいて、スマートフォンで完結するタックスリファンドシステムの手法。 前準備として、提携している日本各地の「輸出物品販売場」の商品情報を「パスポート免税アプリケーション(システム)※1」のデータベースに記憶させておく。商品情報には「店舗名」、「商品名」、「税抜価格」、「一般物品」、「消耗品」、「JANコード」の各項目が含まれる。 「購入者(非居住者)」は日本国内への入国前後に「パスポート免税アプリケーション(旅行者)※2」をスマートフォンへインストールする。 「輸出物品販売場」は免税手続きで利用するスマートフォンに「パスポート免税アプリケーション(店舗)※3」をインストールする。 ※1「パスポート免税アプリケーション(システム)」とは「パスポート免税アプリケーション(旅行者)※2」と「パスポート免税アプリケーション(店舗)※3」とインターネットを通して連携するシステムで国税庁の「免税販売管理システム※4」の免税手続きの仕様に基づき開発が行われたアプリケーションである。 ※2「パスポート免税アプリケーション(旅行者)」とはスマートフォンのカメラを利用したもので、インターネット上にあるデータベースと連携し、免税の手続きを行うことができる。同時に、購入者のなりすましを防ぐために本アプリケーションが起動中はGPSが有効化される。 ※3「パスポート免税アプリケーション(店舗)」とはスマートフォンのカメラを利用したもので、商品の「JANコード」を読み取ることでインターネット上にある「パスポート免税アプリケーション(システム)※3」のデータベースと連携し、免税の手続きを行うことができる。 ※4「免税販売管理システム」とは令和2年4月1日から、これまで輸出物品販売場において書面により行われていた購入記録票の作成等の手続が廃止され、輸出物品販売場を経営する事業者が、購入者(非居住者)から提供を受けた旅券等の情報及び免税販売した免税対象物品等について記録した電磁的記録(購入記録情報)を、インターネットを使用して、遅滞なく国税庁長官に提供することとなり、その仕様に基づいた国税庁の免税手続きの仕様である。 <手順1> 「購入者(非居住者)」は日本へ入国前、または入国後に「パスポート免税アプリケーション(旅行者)※2」をスマートフォンへインストールする。「パスポート免税アプリケーション(旅行者)※2」の初回起動時に、「旅券(パスポート)の番号」や「入国日」の情報を登録する。登録を行うことで「パスポート免税アプリケーション(システム)※3」のデータベースに情報が登録される。 <手順2> 「輸出物品販売場」で「購入者(非居住者)」が商品の会計を行う際に、免税手続きを行うことを店員に伝える。その際に「パスポート免税アプリケーション(旅行者)※1」に表示されている個人を認識するためのQRコード、バーコード等」の画面表示を提示する。 <手順3> 「輸出物品販売場」の店員は「購入者(非居住者)」の旅券(パスポート)写真にて本人確認を行い、「パスポート免税アプリケーション(旅行者)※2」に表示されているQRコード、バーコードを「輸出物品販売場」が利用するスマートフォンにインストールされている「パスポート免税アプリケーション(店舗)※3」のカメラなどの読み取り装置で読込み、「パスポート免税アプリケーション(システム)※1」のデータベースと照合を行う。 <手順4> 「購入者(非居住者)」が「パスポート免税アプリケーション(システム)※1」のデータベースに登録されていることを確認後、商品の会計作業を行う。商品の会計作業は「パスポート免税アプリケーション(店舗)※3」のスマートフォンのカメラで商品の「JANコード」を読み取ることで行われる。購入商品の会計情報は「パスポート免税アプリケーション(システム)※1」のデータベースに送信され、免税手続きによる還付金額は自動で計算される。 <手順5> 会計が完了後、免税手続きの内容は自動的に「パスポート免税アプリケーション(システム)※1」のサーバーを通じて、ただちに国税庁の「免税販売管理システム※1」へ免税手続きのデータが送信される。 <手順6> 「購入者(非居住者)」には免税手続きによる還付金額が「現金」「電子マネー」「クレジットカード」等の方法で還付される。また購入商品は店員により「一般物品」「消耗品」に分けて梱包され「購入者(非居住者)」へ渡される。 <手順7> 免税手続きがすべて完了後、「購入者(非居住者)」は「パスポート免税アプリケーション(旅行者)※2」で商品を購入した「場所」「輸出物品販売場」「商品」「還付金額」「利用金額」の履歴情報を閲覧することが出来る。
IPC (1件):
G06Q 30/06
FI (2件):
G06Q30/06 ,  G06Q30/06 340
Fターム (2件):
5L049BB23 ,  5L049BB66

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