特許
J-GLOBAL ID:202203016466663249

二酸化炭素固定方法、二酸化炭素の回収方法、二酸化炭素固定装置、および環境配慮型産業設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 楠 修二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-217738
公開番号(公開出願番号):特開2022-102786
出願日: 2020年12月25日
公開日(公表日): 2022年07月07日
要約:
【課題】材料コストや設備コストを低減することができる二酸化炭素固定方法、二酸化炭素の回収方法、二酸化炭素固定装置、および環境配慮型産業設備を提供する。 【解決手段】水溶液形成工程で、炭酸イオンと化合して炭酸塩鉱物を形成可能な金属元素を含む原料と、キレート剤とを含むアルカリ性の水溶液を形成する。分離工程で、その水溶液中で、金属元素とキレート剤とを反応させて、原料から金属元素を金属イオンとして分離する。鉱物形成工程で、その水溶液に、炭酸イオンを生成可能な化合物を加えることにより、その化合物から生じた炭酸イオンと金属イオンとを反応させて炭酸塩鉱物を形成する。pH低下工程で、その水溶液に、二酸化炭素ガスを注入して、水溶液形成工程で形成した水溶液のpHの値またはその値の近傍までpHを低下させる。繰り返し工程で、その水溶液に、新たな原料を加えて、分離工程からpH低下工程までを行う。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
炭酸イオンと化合して炭酸塩鉱物を形成可能な金属元素を含む原料と、キレート剤とを含むアルカリ性の水溶液を形成する水溶液形成工程と、 前記水溶液中で、前記金属元素と前記キレート剤とを反応させて、前記原料から前記金属元素を金属イオンとして分離する分離工程と、 前記分離工程後の水溶液に、その水溶液中で炭酸イオンを生成可能な化合物を加えることにより、前記化合物から生じた炭酸イオンと前記金属イオンとを反応させて炭酸塩鉱物を形成する鉱物形成工程と、 前記鉱物形成工程後の水溶液に、二酸化炭素ガスを注入して、前記水溶液形成工程で形成した水溶液のpHの値またはその値の近傍までpHを低下させるpH低下工程と、 前記pH低下工程後の水溶液に、前記原料と同種の新たな原料を加えて、前記分離工程から前記pH低下工程までを行う繰り返し工程とを、 有することを特徴とする二酸化炭素固定方法。
IPC (3件):
B01J 19/00 ,  B01D 53/14 ,  C01B 32/50
FI (4件):
B01J19/00 C ,  B01J19/00 A ,  B01D53/14 200 ,  C01B32/50
Fターム (19件):
4D020AA03 ,  4D020BA01 ,  4D020BA02 ,  4D020BA03 ,  4D020BA04 ,  4D020BA05 ,  4D020BB03 ,  4D020DA03 ,  4D020DB06 ,  4D020DB08 ,  4G075AA04 ,  4G075AA15 ,  4G075BA08 ,  4G075BB05 ,  4G075CA02 ,  4G075CA51 ,  4G146JA02 ,  4G146JC05 ,  4G146JD02

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