特許
J-GLOBAL ID:202303019582737027

全方向移動装置および移動体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 楠 修二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2022-085565
公開番号(公開出願番号):特開2023-173368
出願日: 2022年05月25日
公開日(公表日): 2023年12月07日
要約:
【課題】進行波による軸方向への移動速度を向上させることができる全方向移動装置および移動体を提供する。 【解決手段】カムシャフト11が、周方向に回転可能に、両端が1対の支持体14a,14bに支持されている。複数の偏心カム12が、中心軸から離れた位置に、その中心軸に対して斜めに伸びるよう形成された軸孔12aを有している。各偏心カム12は、それぞれの軸孔12aにカムシャフト11が挿入されて、カムシャフト11の伸張方向に沿って並んで配置され、カムシャフト11と共に回転可能に設けられている。複数の揺動部材13が、一方の端部に接地部13aを有し、他方の端部が、対応する偏心カム12の側面に接するよう配置されている。各揺動部材13は、対応する偏心カム12の回転により、往復移動可能かつ、カムシャフト11の伸張方向に沿って揺動するよう設けられている。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
支持体と、 周方向に回転可能に、両端が前記支持体に支持されたカムシャフトと、 前記カムシャフトを挿入可能に設けられた軸孔を有し、前記軸孔が中心軸から離れた位置に、前記中心軸に対して斜めに伸びるよう形成された複数の偏心カムと、 各偏心カムに対応して設けられた複数の揺動部材とを有し、 各偏心カムは、それぞれの前記軸孔に前記カムシャフトが挿入されて、前記カムシャフトの伸張方向に沿って並んで配置され、前記カムシャフトと共に回転可能に設けられており、 各揺動部材は、基準方向に沿って所定の長さを有する形状を成し、前記基準方向に沿った一方の端部に接地部を有し、前記基準方向が、対応する偏心カムの前記中心軸に対して垂直な揺動面に沿うと共に、前記基準方向に沿った他方の端部が、対応する偏心カムの側面に接するよう配置され、対応する偏心カムの回転により、前記基準方向に沿って往復移動可能かつ、前記揺動面と共に前記カムシャフトの伸張方向に沿って揺動するよう設けられており、 平坦な基準面上で、前記カムシャフトの周方向に沿って前記支持体を回転させたとき、各揺動部材のうちの複数の揺動部材の前記接地部が前記基準面に接した状態で、前記カムシャフトの伸張方向に対して垂直方向に前記基準面上を移動すると共に、前記基準面上で、前記支持体に対して前記カムシャフトを一方向に回転させたとき、前記基準面に接する複数の揺動部材の動きにより、前記カムシャフトの一端側から他端側に向かって前記基準面上を移動し、前記支持体に対して前記カムシャフトを逆方向に回転させたとき、前記基準面に接する複数の揺動部材の動きにより、前記カムシャフトの他端側から一端側に向かって前記基準面上を移動するよう構成されていることを 特徴とする全方向移動装置。
IPC (2件):
B60B 19/00 ,  F16H 37/12
FI (2件):
B60B19/00 H ,  F16H37/12 Z
Fターム (6件):
3J062AA27 ,  3J062AB12 ,  3J062AB31 ,  3J062AC07 ,  3J062CG83 ,  3J062CG95
引用特許:
出願人引用 (5件)
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