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J-GLOBAL ID:200903067129038554

酸素存在下におけるアルコールによる植物系バイオマスの処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 三枝 英二 ,  掛樋 悠路 ,  斎藤 健治
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2007139241
Publication number (International publication number):2008005832
Application date: May. 25, 2007
Publication date: Jan. 17, 2008
Summary:
【課題】植物原料からエタノール、リグニン、パルプ等の有用成分を容易に回収できる植物原料の処理方法の提供を目的とする。【解決手段】酸素雰囲気下にて植物系原料をアルコール溶媒中で加熱処理し第1液状成分と第1固形成分とを含有する加熱処理物を得、両成分を固液分離する工程を包含する植物系原料の処理方法。酸素の存在下、アルコール溶媒中で植物系バイオマスを加熱処理することによって、植物系バイオマス中のリグニンの大部分が酸化分解されて処理溶媒中に溶解し、植物系バイオマス中のセルロース及びヘミセルロースの大部分が処理溶媒に不溶な固形分残渣となることを見出した。植物原料中に含まれるリグニン成分が、セルロースやヘミセルロースのような炭水化物成分に比べて酸化されやすいという特徴を生かして比較的マイルドな条件下で酸素酸化することにより効率的に製紙用パルプや酵素糖化のための前処理物を得る。【選択図】なし
Claim (excerpt):
酸素雰囲気下にて植物系原料をアルコール溶媒中で加熱処理し、第1液状成分と第1固形成分とを含有する加熱処理物を得、両成分を固液分離する工程を包含することを特徴とする植物系原料の処理方法。
IPC (4):
C12P 7/06 ,  D21C 3/20 ,  C12P 19/02 ,  C07G 1/00
FI (4):
C12P7/06 ,  D21C3/20 ,  C12P19/02 ,  C07G1/00
F-Term (17):
4B064AC03 ,  4B064AF02 ,  4B064AH19 ,  4B064CA06 ,  4B064CA21 ,  4B064CE01 ,  4B064CE03 ,  4B064DA16 ,  4H055AA02 ,  4H055AC50 ,  4H055AD30 ,  4H055BA01 ,  4L055AB10 ,  4L055AB15 ,  4L055BA22 ,  4L055BA31 ,  4L055BA39
Patent cited by the Patent:
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