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J-GLOBAL ID:200903098248059481

カーボン付着炭化室の選定方法及びコークス炉の操業方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (4): 植木 久一 ,  菅河 忠志 ,  二口 治 ,  伊藤 浩彰
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2004253357
Publication number (International publication number):2006070111
Application date: Aug. 31, 2004
Publication date: Mar. 16, 2006
Summary:
【課題】 複数の炭化室によって構成されるコークス炉において、保守・点検すべき炭化室を効率よく選定する方法及び該方法を利用するコークス炉の操業方法を提供する。【解決手段】 複数の炭化室によって構成されるコークス炉において、各炭化室における特定サイクル分の押出抵抗値の平均値Aと、特定サイクル分の押出抵抗値の標準偏差Bとを求め、各炭化室について得られた押出抵抗値の平均値Aと標準偏差Bについて、前記複数の炭化室を母集団とするその炭化室の偏差値S(A)及びS(B)を求め、上記偏差値S(A)および上記S(B)に基づいて、複数の炭化室の中から炉壁に付着しているカーボンを除去すべき炭化室を選定する。この際、燃焼不良が生じ、燃焼状態指標値が一定以上になっている炭化室については、実測された最大押出抵抗値から燃焼不良による押出電力値を控除したものを最大押出抵抗値と看做す補正をする。
Claim (excerpt):
石炭を乾留するための炭化室と前記炭化室を加熱するための燃焼室とを交互に複数列備えるコークス炉において、炉壁に付着しているカーボンを除去すべき炭化室を選定する方法であって、 各炭化室において、生成したコークスを押出す毎に最大押出抵抗値と炉長方向に亘る炉壁温度とを測定し、 該炉壁温度と炉壁目標温度とから燃焼室の燃焼状態指標値を求めて、前記燃焼状態指標値が一定以上の炭化室を選定し、前記選定された炭化室については、前記最大押出抵抗値から燃焼室における燃焼不良に基づく押出抵抗値を控除した押出抵抗値を最大押出抵抗値と看做す補正を行い、 各炭化室について、最大押出抵抗値の特定サイクル分の平均値Aと、特定サイクル分の標準偏差Bとを求め、 各炭化室について得られた最大押出抵抗値の平均値Aと標準偏差Bについて、コークス炉を構成する複数の炭化室を母集団とするその炭化室の偏差値S(A)及びS(B)を求めて、上記偏差値S(A)および上記S(B)に基づいて、複数の炭化室の中から炉壁に付着しているカーボンを除去すべき炭化室を選定することを特徴とするカーボン付着炭化室の選定方法。
IPC (3):
C10B 29/06 ,  C10B 33/06 ,  C10B 43/00
FI (3):
C10B29/06 ,  C10B33/06 ,  C10B43/00
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3) Cited by examiner (5)
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