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J-GLOBAL ID:202104004256169754
Research Project code:12102585 マルチチャンネルマイクロバイオチップの開発に向けた酸化グラフェン薄膜の機能化
マルチチャンネルマイクロバイオチップの開発に向けた酸化グラフェン薄膜の機能化
Study period:2012 - 2013
Organization (1): Research responsibility:
(
, 大学院工学研究科, 助教 )
Research overview: 本研究課題では、複数種のタンパク質を単一チップ上で検出可能な高感度マルチチャンネルバイオチップ創成に向けて、1 抗原抗体反応場となる酸化グラフェン薄膜の表面改質処理の最適化、2 受容体固定化技術の開拓、3 単一チップ上に複数の酸化グラフェンチャネル電界効果トランジスタ(GO-FET)の作製及びセンサー動作検証を進めた。その結果、酸化グラフェン薄膜の改質処理をエタノール雰囲気における高温処理で行うことにより、従来の処理条件で得られていた典型的な移動度(0.1-1 cm2/Vs)に対して一桁以上の向上を達成した。また、受容体固定化技術の探査においては、金微粒子をマーカーとした実験により、酸化グラフェンの表面構造修復状態が受容体固定化のためのアンカー分子の吸着に影響していることを見出し、構造最適化への指針を明らかにした。さらに、単一の基板上にアレイ化したGO-FETを作製し、それぞれの素子において同程度の感度でpH変化の検出に成功した。以上の成果から、本研究開発は計画通り達成されたと判断する。
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Research program:
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Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
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