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J-GLOBAL ID:202104013168171268  Research Project code:13408680

燃料電池アノード触媒のPt使用量1/100削減へのナノ相分離構造体の利用

燃料電池アノード触媒のPt使用量1/100削減へのナノ相分離構造体の利用
Study period:2013 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , 工学部, 助教 )
Research overview:
燃料電池用の電極触媒には、50 wt%のPtが使用されている。従来のアノード触媒からPt使用量100分の1を目指して本研究課題を行った結果、0.01 ppm以下のPt担持量においても水素酸化反応に対してバルクPtと同程度の立ち上がり電位を有することを見出した。手法としては、TiO2とSiO2から成るナノ相分離構造体を導電性基板上に成膜し、めっき法によってPt粒子を担持固定化した。めっき前後において、バックグラウンドボルタモグラムの形状は変化せず、SEM-EDX測定においてもPt粒子を観察することはできなかった。しかしながら、電子移動反応ではマイクロ電極に似た挙動が観察され、水素酸化反応において明らかな活性向上が確認された。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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